グリーンシェードをやってみました!
グリーンシェードとはグリーンカーテンとも言われることが多いのですが、窓の外に網を張りそこに蔦やツルなどの植物を絡ませて平面に敷き詰めていくことで、日差しをカットするカーテンを作るというものです。
一条工務店で使われる窓ガラスは高性能複層ガラスのため断熱性能がかなり高いのでシェード機能は必要ないのですが。
隣家がある側からの「目隠し」として設置してみることにしました。
…といっても、イチから育てるのが面倒なため、ニセモノの葉っぱを購入してきました。
写真は、外が雨なので部屋内でまるまって待機中のグリーンシェード。
ポリエステルでできているのですが、モサモサしています。
グリーンシェードを上から引掛けるため、近所のカーマで、物干し竿を購入。
「物干し竿」を購入する経験とか今まで無かったので、かなりテンションあがりました。
物干し竿は各メーカーからいろんなのが出ているのですが、何がどう違うのかよく分かりません。
物干し竿を固定するための器具の間が3メートル、愛車に搭載できるのが2メートルというのが図面から分かっていたので、長さだけ気を付けて購入。
ひっかけたハンガーが風で横ズレしないようにアタッチメントが付いていたのが気に入り、これにしてみました。
確かにこの機能、今までなんでなかったのか不思議。
設計から付けていた竿の固定器具を起こして、そこに物干し竿をセット。
バルコニーに観葉植物を置いたりしたいので、窓から少し離れた位置にしてみました。
本来、物干し竿を使わないで、普通に家の壁に器具で固定するはずなのですが、あまり家に穴を開けたりしたくないので、こういう設置の仕方をしています。
物干し竿固定器具の高さを図っていなかったのですが、グリーンカーテンが余り過ぎて下の方にドサリと溜まる結果に。
3メートルぶんを購入したのですが、長すぎました・・・。
僕の理想は、窓際から前方に斜めになるように設置するつもりだったのですが、斜めは難しいと判断。。下が地面だったら杭で固定できるんだけど・・・。
デザインは問題解決。
これでスッキリ。
二つ折りにして、1.5メートルの長さにしました。
地面に触れていないから汚れにくいし、これはこれで有りじゃね?
↑1枚ぶんだと、わりとスカスカなのですが・・・
2枚重ねのダブルカーテンになることで葉っぱが密集し、目隠しとしては高機能に! やったね!
目隠しというより、単に壁になった気がするけど!
室内から見た感じ。
アルミフレームがカーテンレールのようになっているので、使わない時は横にスライドさせてオープンにすることができます。
葉っぱを密集させたことで日光があんまり入ってこなくなるはずなので、やっぱりある程度のスカスカ感は必要かも。
ただ、グリーンシェードを設置する人は本来「日差しをカットするため」だと思うので、威力を発揮するためにはやっぱりこのくらいが必要。
僕の場合は、目隠し目的で窓から離して設置したので、上から日差しが普通に入ってくるのですが、日差し対策する場合は窓のすぐ外に設置する方が効果的だと思います。
グリーンシェードのメリットは、この「窓の外に設置する」。
通常の遮熱カーテン等が「窓から部屋に入ってきた熱を反射する」という機能なので、実は部屋内に熱が入っているので遮熱効果が高いといえません。
それに比べ、グリーンシェードは事前に窓外で熱遮断しているので、部屋の温度に影響が少なく快適なのです。
また、通常のシェードやカーテンだと布や半透明フィルムなどで完全に視界を遮るものばかりなのですが、このグリーンシェードならリーフとリーフの間に適度に隙間があるので、風や光を通します。閉塞感がありません。
室内からはある程度外の様子が見えるけど、外から室内の様子はあまり見えないという状況にすることができます。
葉っぱと葉っぱの間から風が入ってくるので、とても涼しい。
この葉っぱはニセモノなので機能を持っていないのですが、これが本物の葉っぱだとかなり涼しいと聞きます。
植物の葉っぱの中に含まれる水分が日差しで蒸発し、それが気化する時に周囲の熱を奪うので涼しくなるのです。
昔の人がよく家の前の道路のコンクリートに水を撒くのがあるのですが、あれと同じ理由です。
本物のグリーンシェードって、よくできたシステムだと思います。
部屋の中から見ても、生け垣のような感じで、なかなか良い感じ。
普通の目隠しだと味気無いのですが、こういうデザインにすることで目に優しく可愛くできますね。
これは自分でもなかなかのアイデアだと思います。
ワンコも大喜びで、揺れるグリーンリーフを見ています。
なかなか良い買い物でした。
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