新サーバ構築で使用した DELL の T340 が気に入ったので、自宅にも導入してみました!
基本、コンピュータ群は中国の工場から直送されているので、この時期だと配送されないのですが、僕の場合はコロナ騒動の前に注文してあったので、普通に届きました。情勢見て行動するって大事ですね。
と言いつつ、輸入目的で他の業者から買い付けたパーツのいくつかは関税で止められたっぽいのがあったりします……。
海外の工場で安く生産したものを販売するようなビジネスプランは終焉ですね。
ドライブ8台で RAID が組めるというのが一番大きい。
デザイナーあるあるで、仕事が増えていくたびにデータ量が肥大化してしまうのですが、その保存先の HDD 管理が大変なのです。グラフィックなんて可愛いもので、3Dデータや動画素材とかもデータ領域めちゃくちゃ食うし。クラウドに半永久保存の触らない制作データを保管するというのもお金の無駄だし、そう考えると僕はクラウドよりオンプレミス派なんですよね……。
NAS 代わりのファイルサーバとしての用途で考えるとホットプラグで HDD の交換できるのは嬉しい。これにバックアップ用の外付け HDD を用意すれば、バックアップや回復ディスクに神経使う必要もなくなるし、無駄に立ち上げる PC端末も増えないから電気代の節約にもなるかもだし、いろいろ助かります。実際そうなるかまだ分からんけど。
また、前の記事にも書いたけど、iDrac という設定補助システムの使い勝手が良くて便利で、自宅のサーバラックに突っ込んだサーバをわざわざ現地に行かずに、ワーキングルームから操作できるという優雅さが良いんですよ。
パーツが壊れた時に4時間以内で修理に来るというメンテナンス契約内容にもびっくりしたけど、最近の DELL ってなんか良い。
そういえば、サーバを自分で購入して初めて知ったのだけど、HDD には SAS(サス)っていう規格があるの知らんかった。
IDE と SATA ぐらいだと思ってました。
SAS は業務用の高速高信頼の HDD なんですって。技術の人に「SATA より SAS にすべき」って助言されて買おうとしたらめちゃくちゃ高価で、なにこれ? ってなった。
サーバに適してて、複数人使用や24時間稼働を前提として設計されたものらしい。
すげぇってなったけど、SSD の方が高速なせいで、一般的には SSD を買う流れになるらしいので見向きもされない規格らしいけど。
というわけで、高価な SAS 規格の HDD を8本も購入すると若干お財布の中身が気になるのですが、それでもデータの冗長性という安心を得られたのは大きい。RAID はバックアップじゃなくサーバを止めない技術らしいのでちゃんとバックアップがいるらしいけど。
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