人をダメにするニトリのビーズクッション


1年ほど前から「人をダメにするソファ」「人をダメにするクッション」とインターネットで話題になったビーズクッションを購入してみました。
別にダメになりたいとかそういうわけでは無く、まだソファを購入するに至ってないので、とりあえず座るもの欲しいというわりと切羽詰った切実な理由です。


このビーズクッションは当然正式名称ではないのですが、無印良品から販売されていて「体にフィットするソファ」というのが正式な商品名。「クッション」として販売されず「ソファ」としているところに販売戦略を感じますね。
同じようなものも当然販売されていて、その中でもよく比較されるのがニトリから販売されている「ビーズクッション」。こちらはそのまま「クッション」として売られています。
微妙な違いもありまう。
■サイズ比較
無印 :幅65×奥行65×高さ43cm
ニトリ:幅65×奥行65×高さ35cm

■価格比較(本体+カバー)
無印 :1万5千150円(税込)
ニトリ:  4千928円(税込)
同じような商品なのですが、無印良品の商品の方が高さが10cm余分にあり、価格は3倍以上。高い。
中のビーズの耐久性は無印の方が高いそうなのですが、たぶん粒の量が多いから潰れる時間がかかるのだと思います。
無印の方は最近カバーの耐久性を改良したと発表されましたが、内部のマイクロビーズが改良されたわけではないみたい。
ここまでの情報なら、僕は無印の方の商品を選ぶところなのですが。
ただ。
ニトリの方は入れ替え用のマイクロビーズ一袋が999円というかなり格安の補充商品が用意されています。
長く使うのではなく、数年で中身を入れ替えたり使い捨てで新品に買い替えていくという使い方を考慮すると、ニトリの方がお得と考えられます。

というわけで、安いニトリの方を購入することにしました。
ソファ(クッション)という性質上、必ず潰れてくると思うので、耐久性重視では無く買い替えるという選択肢に。
袋は結構大きく、座布団を何枚も重ねたよな大きさです。
売り場でレジを通る際に、同時購入したカバーを、そのままクッション側の袋に入れていました。

カバーは茶・緑・赤・黄の4色展開していましたが、どれも趣味では無い…。
一番まともそうな赤にしてみました。


基本、洗濯だめみたいですね。

付属の説明書。座り方までご丁寧に説明してくださってます。
2種類の座り方があります。

カバーに2種類の素材を使うことで、2通りの座り心地を実現!
【やわらかい素材の面】(横置き)
姿勢を保ち安定感のある座り心地
【かたい素材の面】(縦置き)
深く沈みこみゆったりとした座り心地


カバーの付け方。

広げます。

クッション本体を詰め込みます。
枕を枕カバーにつっこむ、あの作業です。

完成!
意外に大きい…。これはクッションというよりソファでいいです。
こちらは「横置き」。形がはっきりとしているので格好よく見えます。

縦置きにして、座ってみた後。お尻の形に凹んでいます。
座ってみたかんじ、横置きはないかなぁ、と。
利用シーンが思い浮かばない。
縦置きにして背中を預ける使い方が一番楽。
この体制は、かなり気持ちが良いのですが、もう少し背中に欲しいところ。2個を並べて贅沢に使えば解決しそうですけど。
どちらかというと、身体の小さい女子向けですかね。
ダブルベッドとか大きなものをゆったり使いたいという人には向いてないかも。
使い勝手は、確かに気持ち良いです。
「人をダメにする」という評判ですが、確かに気持ちよく座れます。その体制から動きたくなくなります。
ただなんていうか、一度この体制になると身体が沈み崩れていくのでなかなか立ち上がれなくなるというのが心理を抜いた現実なのだと思います。普通のソファみたいに手を置く硬いところがないし、床面からずれていくので、本当に立ち上がりにくい。
グタッとした見た目はあんまり良くなく、インテリアで恰好良くキメるのは難しそうですが、人目につかない私室とかに1個置いてあるのは便利です。移動も楽だし。
とりあえず、安いし買ってよかったと思います。
デザイナーズハウス

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