「らーめん酒房 だるま」にある、五味八珍の子供のポスターの秘密


引っ越した先の近所に「ラーメン屋」があるかどうかは、一生の問題。
歩いていける距離にラーメン屋があることで、風水的にも良い結果にあるのです(俺調べ)。
そんなわけで、近所にあるのを見つけて気になっていたラーメン屋さんに行ってきました!
お店の名前は「らーめん酒房 だるま」。
看板には「濃厚鶏白湯スープ」と大きく書かれ、白湯スープが売りの店と言うのが分かります。
豚骨が流行のメインストリームである昨今、鶏白湯で攻めるとは、なかなか血気盛んな漢気のあるラーメン屋ですね。好感が持てます。
で、結論から言うと、ここ最近では「浜田山」を食べた時以来の衝撃的な美味しさでした。
これもう「浜松ラーメン」と認定していいんじゃないの? っていうかするわ。
じっくり腰を据えて、どう美味しかったかを説明させていただきたいと思います。



外観は居酒屋ちっく。
店の前に駐車スペースがあるのですが、大浜通りに面していて車の通りが激しいので、駐車は大変です。
でも今よく考えたら、店の裏に駐車場があったのかもしれない。

店内は、こんな感じ。カウンター席の他に、お座敷席があります。
店内には、店名と同じ「だるま」がたくさん。
少し居酒屋の雰囲気もあるので、夜になったら呑みに寄るのもいいですね!
気になったのは、店の壁に貼られたポスター。
『お母さんへ。子供は散らかすことの名人です(略)』と書かれた、ポスター。
浜松のラーメンチェーン店で有名な「五味八珍」にもあるポスターを記憶している人も多いと思うのですが。

※画像は公式サイトからお借りしました
このポスターとよく似た子供の写真が貼ってあるのです。
ん? 似てるていうか、同じ写真じゃね?
・・・と思っていたら。
なんと、この写真の子供が成長した姿が・・・。
このラーメン店の店主さんだそうです!
マジかよ!
浜松のラーメンの申し子じゃん!
なんかすげーよ、この店!

そんな裏設定がありつつも、メニューはこんな感じ。
メインはやっぱり「鶏白湯ラーメン」。もうひとつ、「旨辛鶏白湯ラーメン」があるみたい。
今回は、友人とかぶらないように両方を注文してみました。
ラーメンの種類には、他にも「醤油」「塩」といった普通のものがあります。
お子様ラーメンとかも。

麺の硬さも選べます。
僕はもちろん「バリカタ」で。

他にも、担々麺や「ざるラーメン」もあるみたい。
ざるラーメンは、つけつゆみたいなので食べる和風っぽいから、どんな味なのかちょっと食べてみたい。

浜松餃子。友人とシェアすべく15個。
この餃子はわりと普通。
少し硬めで、肉が多くニンニクが少ない印象。

餃子を注文したら、これ。

あと、鶏マヨ丼も。
鶏肉が売りだと思うのですが、焼き方が上手でプリプリでかなり美味しい!

主力商品「鶏白湯らーめん」。
お味の方は・・・。
天下一品のアップデート版というか。天下一品のスープによく似ています。ただこっちの方が好き。
どろどろの濃厚なスープなのです。
スープは少し少な目で、見た目はあっさり、食べてみると凝縮されているのが分かるかんじ。
豚骨特有の臭みがなく、野菜のエキスなどがたっぷりで、濃厚なのに飲みやすい、素晴らしいスープ。
これはご飯をぶち込んで最後まで食べたくなります。
それもそのはず、仕込んだスープをそのまま出すのではなく、直前にイワシ、サバ、アジの削り節を入れ手鍋で最終煮込みをして、アツアツの状態でテーブルに持ってくるのだそうです。
そんなに手が込んでたら美味しいに決まってますよ!
魚介+白湯というダブルスープでもあったのですね。
スープだけでなく、麺も美味しい!
麺は自家製麺。
長野県柄木田製粉「翔山」に兵庫の「赤穂塩」、地元契約農園の卵白に、カルキなど不純物を取り除いた純水を使い、1日熟成させたという、こだわりの麺なのです。
この麺も僕好み。

・・・という説明が、店内の POP にあります。
味玉などもこだわりがあるので、来店時にチェックしてみてください。
食材にかなり気を使っていて、安心安全なものを地元の契約農家から仕入れているみたいですね。
これなら小さい子供のいるご家庭でも安心。
さすがだぜ、五味八珍の子供の成長した店主!

「旨辛らーめん」
こちらは、想像通りの味。辛味噌のような味が好きな人には、たまらない。
癖になりそうな野菜の甘さと、ピリリとした辛さ。
これも美味しい。もうなんなのこの店。美味しいメニューしかないの?
とにかく、もう一回食べに行きたいくらい気に入りました。
僕の中では既に今年 No.1 のラーメン屋さんです。
近所なので、ちょくちょくまたリピートします。

だるまラーメン / 浜松駅新浜松駅第一通り駅

夜総合点★★★★★ 5.0

コメント

タイトルとURLをコピーしました