デザインの力で地元を育てる! リニューアル事例本


昨日、発売された新刊『地域の魅力を引き出す! リニューアルデザイン』という本が、ちょっと欲しい。(でも6千円)
この本は、各地域のプロダクトを「デザインの力」によって、どのように地域活性化につなげ売れるものにしたかの事例が掲載されています。
デザインの力によってリニューアルというのはよく聞くと思うのですが、その Before & After が掲載されているので、どのように変わったのかが分かりやすくて面白いです。

デザイン一新で、地域を元気にした作例を一挙紹介
各地域の特産物や伝統の技、その土地の魅力を、デザインの力で最大限に引き出し、地元を活性化する動きが高まっています。特産品パッケージを一新し売り上げを伸ばしたり、PR誌を刷新して観光客にアピールするなど、リニューアル前・後の実例をビジュアルで紹介します。

公式サイトより抜粋

「地元の特産品」というのは、魅力にあふれているというわけではなく。
例えば地元で採れる野菜にしても、全国的に見ればもっと美味しい野菜があるわけで、必ずしもそれがベストな選択というわけでもなく。
そんな制約がある中で、「地元愛」ともいえるべく情熱を持ち、どうやって戦えるステージに上げていくかという手法はデザイン技法の得意とするところです。
どこかでみたような流行に左右されるようなビジュアルではなく、10年以上続くブランドを構築していく。
この本に手法の説明はありませんが、結果としてのデザイン事例がたくさんあります。
ビジュアルを提供するだけでなく、向き合って一緒に考え、育てていく。
「育てていく」は今後のデザインのキーワードになりそうですね!

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