わかりにくすぎる案内板


http://twitpic.com/6h3fd3
話題になってる、新宿エルタワーの「これ作ったやつマジ○○○○」だと言われてる案内板。
いろいろ考えさせられる。
近いデザインだと、室内の電灯を点けるためのスイッチ。
→どのスイッチがどの部分を点けるのか関連づけが悪いので、間違えた場所の灯を点けたり消したりする。あれ間違えてる人を見る度に、スイッチ側が不親切なのに、と思っちゃう。
あとはガスコンロとか。どこのスイッチをひねると、どのコンロが点火するかとか、一目で分かりづらい。
カッコよくしようとか、ヴィジュアル的に整理しようとか、いろいろ考えたあげく「分かりやすくする」という本来の目的を忘れてしまうんですよね。
いろいろ考えてたら、既に考察してる人が。
■勝手にリデザイン:新宿高層ビルの館内施設案内板(Liner Note)
http://note.openvista.jp/2011/redesigning-shinjuku-building-sign/
僕だったら、矢印と絵文字のそれぞれが関連づけられるように色分けするとかかなぁ。
これだとユニバーサル・デザインにはならない低コストの解決法になっちゃうけど。
あと最近奇をてらう名刺デザインとか多い気がして、ちょっと疑問を感じてる。名前の文字が分かんないくらい変形してたりとか。目立ちたいという気持ちは、とてもよく分かし、ビジネスに必要な心情だと思うので否定はしない。
でも本来の目的を失ってる気がするのです。
せめて名前と連絡先は、分かるように表示してほしいとか。
僕が「デザインって名刺に集約されてる」と名刺を使ってデザイン基礎を教わったから、そう思うのかもだけど。
 

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