ジェフリー・ショー|ザ・レジブル・シティ

WEBの特性というのは、やはり「インタラクティブ」だと思います。
見るだけ、読むだけではなく、自分のアクションに対するリアクション(フィードバック)を得られることで、より自習に情報の恩恵を得られる。
相互コミュニケーションといえるテクノロジーは本当に興味深いです。
相互作用 – Wikipedia
1989年に発表されたジェフリー・ショー(Jeffrey Shaw)の「ザ・レジブル・シティ(The Legible City)」。インタラクティブ・アートの先駆的作品です。
筐体内の自転車をこぐと、画面内に表示されるバーチャルシティ内を移動することができるというものです。
バーチャルシティはビルのオブジェクトではなくアルファベットの3Dモデリングが置いてあり、操作者は文字の続きを読むために移動していくというものです。今見るとダサいポリゴンの中を移動するだけのつまらない3流ゲームのようにも見えますが、発表当時には衝撃的だったみたいです。
YouTube – Jeffrey Shaw Legible City, Interactive Environment 1988-91(動画)
5 minutes media arts – 【vol.2】インタラクティブ 草原 真知子 | 文化庁メディア芸術プラザ
織部賞2005
ポリゴンでバーチャルシティを移動するといえば、セガのバーチャレーシングですよ!
バーチャレーシング – Wikipedia
僕もセガの「バーチャレーシング」が発表された当時は、200円を使って何度プレイしに足を運んだか・・・(懐)
ポリゴンの性能はよくなかったんですが、F1カーでサーキットを自由自在に走り込むことができる感覚、スピードを上げてコーナーに突っ込んだ時にシートがスライドすることでリアルに体感できる横G。そしてドリフトさせるとハンドルが路面にとられて途端に重くなるなど、F1レーサーを体感できるギミックが見事で、感動すら得られました。
まさにエクスペリエンスそのまま。
確か4人で通信対戦もできるから、深夜みんなでゲーセン入って朝まで競ってレースしたんだよなぁ。
数年後に風俗営業法の改善かなんかで朝まで開店してたらいけないらしくて、遊ぶところをなくした18歳の自分たち。
ホント、大人達は汚いよ! (まぁ僕らも普通に昼間に遊べばいいんだろうけど。なんであの頃わざわざ真夜中に遊んでたんだっけ・・・)
でも、あの時の、ああいう感動って。
こういう感動って、最近ない気がする。

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