最近サイネージを作っているのですが、試行錯誤の一環で普通の液晶画面をタッチパネル化するという機能を持った製品を購入してみました。
IODATAの「てれたっち(DA-TOUCH)」というものです。
ちょっとネーミングが平仮名だし業務で発注する時恥ずかしい・・・。
■大画面テレビがタッチパネルディスプレイに変身する「てれたっち」(公式)
https://www.iodata.jp/product/lcd/option/da-touch/sp.htm
日本企業には珍しいほどの簡易包装でやってきました。
輸送用の箱で中にはパッケージがあるのかな? と思って開いたら普通に箱でした。
プロダクトの中ではテレビや冷蔵庫などが確かにこんな感じの質素な箱なのですが、これも家電のような扱いの商品なのかもしれませんね。
液晶画面とベゼルの高さを測るためのゴムっぽいのが付いてました。名前が「スペーサー」なのですが、用途と合ってるのだろうか。
一番最初に使うキャリブレーションソフトの入った CD が付いてました。
これは専用ペンで2本いり。
本体はこんな感じ。伸縮機構があって、大型ディスプレイまで対応できるようになっています。
ラチェットのような機構があって、可動レバーをゴムカバーで固定することでロックされます。意外に固くロックされてます。
テレビの上にちょこんと置いて、伸縮させて左右から挟み込んで固定する形になっています。
今回は、この 55 型に設置。本来は新規購入した 65 型に付けるはずだったのですが、そちらが天井吊りに変更されたため手が届かなくなり、こちらのモニタに付けることになりました。
付けたところ。固定してしまえば不安ないのですが、それまでは薄いベゼルの上に乗ってグラグラしているのでかなり危険です。僕は1人でやってしまったのですが、2人でやったほうが液晶を壊さず安全。
ユニット背面から USB コードでテレビにつなぎ電源供給します。PCと接続させる必要があるので PC ともつなぎ、キャリブレーションします。
上記のような感じで画面を専用ペンで抑えていき、誤差を修正すれば、以降は設定がいらなくなります。
使ってみた感想。
実を言うと専用ペンを使うと知っていながら「でも指で使えるかも」という淡い期待があったのですが、専用ペン以外には全く反応しませんでした。
ユニットが片側で上部の位置と決まっているんで、赤外線のような方式かもしれないですね。
感度はとてもよく、普通にタッチ操作ができます。壁に落書きしてるみたいで気持ちいいです。
指ではなくタッチペンを使う想定のサイネージには良いかもしれないですね。値段もお手頃だし。
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