(C) KAWASAKI CITY MUSEUM
川崎市民ミュージアムで今週から開催される「魔法の美術館 ひかりのたまてばこ」という企画展が面白そう。
冬といえば、クリスマスイルミネーション(偏見)。
そう、屋外・屋内での LED が大活躍する季節。
そんな季節に合わせて、こんな企画展をぶつけてくるのだから、企画者は相当な曲者ね。
■魔法の美術館 ひかりのたまてばこ | 川崎市市民ミュージアム
http://www.kawasaki-museum.jp/exhibition/wintermagic/
最新のデジタル技術を駆使して、光を使った表現を楽しめるというのは普通なのですが。
この企画展の面白そうなところは「参加型」というところ。
つまり、見て、触って、遊んで楽しめるということです。
ただ眺めるだけでなく、自分のアクションに対するリアクションが楽しめる。
これは、WEBサービスの常識になりつつある体験ですが、リアルな芸術作品の展示の中ではあんまり見られないですよね。
また、さらに稀有なところは、場内の展示物について「撮影OK」というルール。
この衝撃は計り知れない。
たぶん展示物の性質上、許可されているものだと思うのですけど。
参加型の展示物に触れた面白い瞬間を、写真として記念に残せる。
これは現代人の生活の中では、自分のアーカイブとして残せるというだけではなく、SNSにシェアされる条件としても大事なことです。
最新のインタラクティブアートと戯れるだけでなく、そんなところにも注目して見てみたいですね。
会場:川崎市市民ミュージアム
期間:2014年12月04日 ~ 2015年01月12日
観覧料:一般 800円
コメント