空とタレ壁R施工のあいだには


注文住宅で最もお手軽でお洒落なものといえば、写真のような通称「タレ壁R施工」。
見ての通りに、天井から垂れさがった壁部分をアールを描く形状にしたものです。
たったのこれだけで、なんだか部屋がお洒落に見える魔法の施工。
玄関のシューズクローク入口、キッチン近くなどに施工されることが多いみたいですね。
僕の場合は、1階の客室のところに施工してもらいました。
アールといってもその角度はいろいろあるのですが、あんまり角度があると女性的なイメージが付きそうなので、控えめな感じですね。


曲げ合板が付けられているので、あまり急な角度だと、小さな板を繋ぎ合わせて作ることもあるみたい。
ここに角度があることによって、だからなんだという気がしないでもないのですが、アーチがあるというのはなんだか特別な府に気になる気もします。
でもまぁ、ギリギリにシンプルモダンといえる角度かな・・・。
この工事費用は、一条工務店の場合は、1万7千円。
高いとみるか、安いとみるか。
この「タレ壁R施工」、何故か奥さん側というか女性に人気があるようですが。
男にとっては、これといってそそるものがないように思います。
この温度差はなんだろう。
可愛らしく見えるというのが、一般的な感想のようですね。
タレ壁R施工された部分については、当然その形に合うドア材が無いので、ドアが付けられないことになります。
特殊なドアとか、独自のドアを作れば可能かもだけど。
あと、引き戸だったら、たぶん大丈夫そうですね。
ウチの場合は、「見せたくない部分はトコトン隠す」というコンセプトだったため、生活部分から穴ぐらを入ったところに、いろいろ押し込むような設計になっています。要は、その「穴ぐら」の入口部分になります。
ハウスメーカーさんからの意見では、ここにはドアを付けたほうがいいですよと当初から言われていたのですが、頑なに断っていたところ。
開きっぱなしのドアとか飛び出たドアノブとかグリップ部分とか、空間的に好みじゃないからですけど・・・。
もし僕に家族がいたら、この部分にはロールスクリーンなんかを取り付けて部屋を隔てるようなことをするかもですね。
デザイナーズハウス

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