AMP 使っていますか?
AMPとは、Accelerated Mobile Pages の略。
AMPを使用したウェブページは、高速で読み込まれ表示される。ユーザー(ウェブページの閲覧者)は、リンクをクリックした後に待ち時間なくページの内容を閲覧することができる。Googleは、アクセスしたウェブページが低速であると多くのユーザーはそのページの閲覧をやめてしまう、というデータを示しており[5]、ページが高速で表示できることはウェブサイトの制作者にとっても有益である。
SEO業者の煽りや先物買いで粗利を得んとするブロガーが飛びついたことで去年あたりがピークだった気もしますが、だんだんと存在感がなくなってきた気もしますね。
WEB 制作者的には割と普通にマークアップしていくだけなのですが、ゆとりを寄せ付けない厳格なフォーマットが難しいと評判のため敬遠されているように見えます。実際、最も簡単な WordPress での実装という方法だけでもエラーが出まくっていることもありますね。
それでも関心が高いのは「SEO効果があるらしいよ」という噂で、Google がこんだけ何度も「検索結果の順位に関係ないよ」とコメントを出しているのに、よく分からない状態ですね。
AMP が実力を発揮するのは、その表示スピード。
心理的にも分かりやすいのは、そのページの読み込みが遅くなかなか表示しないと閲覧者はそっとそのサイトを閉じるという行動。そのためにページの直帰率、滞在時間、訪問リピート数、CTRに強く影響するということです。
つまり、順位に関係しないけど、重要視している指標に強く影響するということですね。
僕はあまりというか普段使いから AMP を利用しない派なのですが。
1ページだけで完結するランディングページのような使い方では良いのですが、ストーリー性のある誘導をしたい場合には枷となる構築方法になっていて、とくに表現方法が制限され続けるのはきついものがあります。コンテンツ重視の考え方ではシンプルなものが良いに決まっているのですが、その枠から外れるパターンの時に「釣りページ」という構造になってしまうのが、激しく自分が傷つけられますね。
告知が多く更新していきたい企業の WEBマスターとしては、こんな便利な機能は外せないのですが。
ただ AMP はモバイル環境での UX 向上に傾倒しているので、B to B での運用に効果があるとは今のところ思えないというのが個人的な感想。C向けだったら構築しときたい。
AMP変換ツールとして「Rabbit」もAMPプロジェクト内に掲載され、公式化されたようです。
クセの強いHTML5の書き方だと正しく変換されないので、自分のスキルを再確認してみるのもいいですね。
しかしこのブログサーバのレスポンスが悪く、書くのにイライラするなぁ。
■AMP ジェネレーター
https://generator.rabbit.gomobile.jp
コメント