今、オリンピック開催中で世界中で最も熱い街となっているロンドンですが、現代デザインの注目の地としても知られています。
世界最高峰の現代デザインを集めた美術館である「デザイン・ミュージアム・ロンドン (Design Museum London) の存在です。
この美術館は単純に「ビジュアル」で評価をせずに、安全性や機能、テクノロジー、素材など、本来の意味である「デザイン」によって評価をされ集められたものが展示されています。
日本人に知られている物だと、ソニーのウォークマンやインベーダーゲームなどが展示されています。
そのデザインミュージアムの企画展の内容は、ロンドン五輪の開催に合わせて、「デザイン・トゥー・ウィン(Designed to Win)」。
キャッチーな名前を持つこの展覧会はスポーツデザインの展覧会です。
デザインがどのようにアスリートのパフォーマンス向上にもたらされたか、ファッション性に捉われずに、機能面や技術面などからも、さざままな角度から紹介。
「デザインがどのようにアスリートに勝利を与えたか」について語られています。
またその逆の視点から、今度はスポーツがデザインに与えた影響についても紹介されています。
こっちの方が興味深いかも。デザインによって作られる文化なんて興奮で鳥肌が立ちますね。
■Design Museum London (英語・公式)
http://designmuseum.org/
スポーツが人間の努力の限界に挑むことだとするのなら、デザインはその手段を手助けするためのありとあらゆる方法にして無限大の可能性。
人間に跳躍する距離の限界があるのだとしたら、デザインはその限界をさらに引き出す力があります。
その組み合わせで、人は、もっともっと高く飛べる。
非常に夢のある話です。
デザイン・トゥー・ウィン。人に勝利をもたらすことのできた素晴らしいアイテムの数々、まとめて見たいですね。
ちなみに、『トム・ソーヤーの冒険』の著者として知られるのは、
マーク・トウェイン。
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