サイエンス、テクノロジー、デザイン、アートを融合させた「ものづくり」


(C)Fuji Xerox
富士ゼロックスが進めている「4次元ポケットプロジェクト」が面白いです。
富士ゼロックスといえば複合機・・・なのですが、各種企業向けにソリューションサービスも展開しています。
その IT ソリューションの販促企画としてのプロジェクトのようです。
内容としては、各分野に精通した中堅・中小企業をつなぐ支援をし、力を合わせた複数の企業の技術を駆使して、最先端の成果物を作ること。未来から来た「ドラえもん」が4次元ポケットから出す、未来テクノロジーの産物「ひみつ道具」を実際に開発してしまうという夢のあるプロジェクトです。


プロジェクト体制での中心となるデザイン・設計・実装を担うのは、ユカイ工学株式会社のエンジニア古山さん。
ユカイ工学といえば、あのチームラボの元CEO青木さんの創立したロボットに特化した会社。
「産業や製品・サービスは、すべてアートでなくてはならない」といった持論を持ち、サイエンス、テクノロジー、デザイン、アートを融合させた領域で「ものづくり」を行うという先見性のあった人。
その会社が、ちょっとコケティッシュで幼稚な未来像を具現化したような「ひみつ道具」を技術的に再現しようとしてしまうというのですから、これはもう興味津々。
今回で第2弾なのですが、気になるひみつ道具は、「望遠メガフォン」。
「望遠メガフォン」がどんな話で登場したか全く分からないのですが、メジャーな道具なのですかね?
■「望遠メガフォン」とは?: 四次元ポケットPROJECT : 富士ゼロックス
http://www.fujixerox.co.jp/company/ad/4d-project/megaphone.html
外観は、可愛い色使いでいい感じ!
ちょっと安っぽさを感じさせるチープさとか、間違った未来感とか、レトロな雰囲気ですね。
この望遠メガフォンは、離れた相手にピンポイントで声を届かせるという、未来テクノロジーらしいです。
これって普通に指向性スピーカーで実現できてるような・・・。
この望遠メガフォン、指向性スピーカーを内部に仕込んでいるとのこと。
そのまんまのような・・・。
制作ムービーは下記から。


動画URL:http://youtu.be/jgklkk6Jdko
ムービーの出来が良いですね。なんかすごいこと達成した! みたいなイメージで。
違う企業同士が集まって、ひとつのプロジェクトを実現する。
すごく夢があり燃える展開だと思います。
(参考リンク)
チームラボ – Wikipedia
■ロボット開発にMAKER MOVEMENTの夢をみた ~ユカイ工学青木さんインタビュー!! | インタビュー | MAKER MOVEMENT!!!
http://pr.nhk-book.co.jp/makers/archives/1667
■営業も部長も課長もいない売上目標や個人予算なんてクソ食らえ【企業インタビュー:チームラボ編】|あたらしい働き方|ダイヤモンド・オンライン
http://diamond.jp/articles/-/39746

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