沖縄のパワースポット、「斎場御嶽」。
「せーふぁうたき」と読みます。浜松市民のほとんどが読めないのですが、沖縄県民は読めるのでしょうか。
2枚の巨大な岩盤が立って重なり合い、三角形の隙間を作っている場所が印象的。
この隙間は洞門になっていて、人間が立って余裕で通り抜けることができます。
美しく巨大な岩盤も神秘的ですが、これが自然にできた景観だと思うと、また不思議。
■斎場御嶽 – Wikipedia
場所に関する説明や、沖縄の歴史については、旅行サイトや旅行本で語られまくっていると思うので、省略。
ちなみに入場料を払います。
入口にある石碑。
簡単に説明がされています。
地面には野生のヤモリさんなんかもうごめいています。
山道に入る最初のところで、きれいな海が見える景色のよいところです。
太古の時代には、ここから先は王族しか進むことができず、一般人はここまでしか入れなかったそうな、とかなんとかかんとか。
石畳みで、いろいろできているところ。
こういう構造物見ると、昔の人って凄いなって思う。
ところどころ説明がありますが、琉球の歴史に興味がないとさっぱりついていけません。
溶岩なのか塩なのかよく分からない岩があったり、鬱蒼と繁る草があったり。
ときどき石畳の階段や手すりもありますが、基本は山道です。
途中誰ともすれ違わないとかなり怖いのですが、突然坂の向こうから人が現れたりしたらしたらで、びっくりすることもしばしば。
ところどころに、生活感らしきものも垣間見えます。
ただこれらを使ってた人がいま居ない、という時間の流れと、リアルな生活感みたいなのが、「時間のギャップ」ともいうべき不思議な感覚を呼び起こします。この人たちはどこから来て、どこへ消えたのだろう。
日が落ちてきたら絶対怖いです、ここ。
田舎の山道が怖いとか、そんなレベルじゃないです。
ところどころに、聖域としてのポイントがあり、説明もあるのですが、全く分かりません。
最後のポイント。
この三角の隙間がすごい。
なんだかよく分からないけど、「なんだか分からない」のが凄いのです。
っていうか、なんだこれ!?
でかい岩盤も不思議。
2枚が重なって支え合っているのが不思議。
隙間が異常に綺麗なのが不思議。
とにかくなんだか分からない。
写真だと分からないと思うのですが、スケール感もはんぱない。
向こう側にちらっと人影が見えているのですが、人間と比べてこれだけ大きいのです。
ちなみにこれは平日で、祝休日だと観光客でごった返しているみたいですね。
洞門を通って、反対側から支点がどうなってるんだ? と思ってみてみたら、こんな感じでした。
ここはなんていうか・・・普通だな?
洞門を通ったところにある小さな広場みたいな場所は、不思議な空間です。
樹に囲まれた窓のような空間の向こうに、海が見えます。
柔らかい光、冷たい空気。
何かが静かに佇むような雰囲気に、人々がここで祈りを捧げるような気持ちも分かるような気がします。
間違いなく「特別な場所」。
昔、海だった場所だったのでしょうか?
地面からは、山なのに海の底のようなイメージを受けますね。
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