階段室とリビング階段について


写真は、ウチの階段室に取り付けられたブラケットライト。
間接照明系で、雰囲気が良くて素敵。
ウチは、とにかく「1部屋に1灯」という昔っからの考え方をやめて、照明器具というよりは、複数の
照明をどこに設置してどういう空間を作るかにこだわりました。


照明器具は、これ↓
■LGB87046 | 照明器具検索 | 照明器具 | Panasonic
http://www2.panasonic.biz/es/catalog/lighting/products/detail/shouhin.php?at=upcell&ct=zentai&id=00066395&hinban=LGB87046
階段、廊下は「かってにスイッチ」という人間の動きを検知して勝手に灯りが ON/OFF するのが設置されています。
これは、勝手に点灯するのが便利なのではなく、消し忘れが発生しないのが利便性が高い、と判断しています。
■かってにスイッチ | スイッチ・コンセント(配線器具) | 電設資材 | Panasonic
http://www2.panasonic.biz/es/densetsu/haisen/switch_concent/switch/katte/

あと、写真で分かる通り、ウチの階段は従来通りの「階段室」の形式になっています。

手すりが付いているのは、老後用(というかデフォルトでついてる)。
最近の住宅で採用されるのは「リビング階段」と聞きます。
家族がいる場合、外出するにも帰宅するにも、必ずリビングを通るので、家族の絆を大事にする人たちなどに人気なのだそうです。
■リビング階段のメリット
・家族が必ず通るので、顔を会わせる数・会話が増える
・開放感がある
・階段や通路にも冷房暖房が行き届く
・階段をベンチ代わりに使ったりとか
■リビング階段のデメリット
・お客さんが必ずリビングを通るのでプライベート性が無い
・寒い
・光熱費がかかる
・食べ物の匂いなどが、階上の部屋にも届く
新築の場合、リビング階段を希望する人が最近は多いそうですが、実際は半々だそうです。
僕の場合は、リビングでゆっくりしている時にお客さんが頻繁に通ったりするのは嫌だなぁ、というところが気になったのと、1階以外は完全にプライベート空間という設計があったので、階段室の方が間取りが作りやすかったからという理由があります。
あと理由として大きかったのは、ただでさえ収納が少ないので「階段下収納」と呼ばれるスペースを確保したかったのも大きいです。
ちなみに実際に良かったと思うのは、この階段下収納の場所に全館床暖房システムの基盤を隠すように設置できたこと、それから床下点検口を設置できたたこと。
この部分は、見えるところにあるとみっともないと思うので、階段室でよかったと思ってます。
敷地が広く、断熱性の高い住宅であるなら、「オープンステア」と呼ばれるスケルトンのような階段を設置するのが、すごくお洒落でおススメです。
ただ、このような階段収納が無くなるので、そのための押入れなどの場所を確保する必要がありますね。

あと、ここまで引っ張ってなんですが、大学の研究でリビング階段と家族のコミュニケーションには何の因果関係も無いことが証明されていますので、これはリビング階段のメリットにはならないです。
デザイナーズハウス
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