豊橋がご当地メニューとして推している「豊橋カレーうどん」を食べてきました!
仕掛け人は豊橋観光コンベンション協会。
普通のカレーうどんと違うところは、丼の底に「とろろご飯」があるところ。また、うずら卵が入っています。
■豊橋観光コンベンション協会:豊橋カレーうどん特集ページ
■豊橋カレーうどん – Wikipedia
豊橋観光コンベンション協会のページで「カレーうどんマップPDF版」がダウンロードできるのですが、その中からネットで調べて評判の良かった「勢川」をチョイス。駅前なので分かりやすいし。
■勢川
http://www.segawaudon.com/
お昼の1時過ぎに店に入ったのですが、家族で来ている人や老人夫婦などが多く、かなり賑わっていました。
年齢層は、かなり高め。
家族連れも多く、子供の嬌声が飛び交ってました。
店主らしき職人ぽくキビキビした妙齢の男性が、出前を持って玄関からひっきりなしに出たり入ったりしてました。
人気店になると出前をやめてしまう店が多いと思うけど、出前をし続けてるって、すごい。だから人気店なのかもですね。
外観から想像できるのだけど、サービスがマニュアル化されていない一軒屋の店特有の、ぐだぐだの状態から、空いた席に着席。
メニューはすごく多くて、普通のうどん屋さんでした。そして豊橋カレーうどんもメニューからはプッシュされていないのですが、周りを見てると、それを注文している人が多かった。
写真は「並」なのですが、友人は「大盛り」を注文。丼がすでにちがっていましたが、ご飯が大盛りなだけみたい。
マップPDF版に食べ方が載っていたのですが、まずはとろろが混ざらないように気を付けて表面のカレーうどんを食べます。
うどんは、トゥルトゥルで、かなり美味しかった。
あんまりうどんを食べないので、味がよく分からないのですが、食感で勝手に判断するかぎり美味しいのではないかと。
カレーは甘くもなく、辛くもなく。
想像していた通りの「うどん屋のカレー」「蕎麦屋のカレー」でした。
和風だしを使った、コクのある、日本のカレーという感じ。
うどんを食べ終えたところで、とろろご飯に着手。
なんとなく丼の底いっぱいにご飯が敷き詰められているイメージだったのですが、お椀にいっぱいが逆さにポンッと置かれた感じでした。プッチンプリンというか、お子様チキンライスみたいな。
とろろは少なく、空と海のように境界が分かりやすくなっておらず、どこからがカレーでどこからがご飯でどれがとろろなのか分からない状態。
最終的にカレー雑炊状態になっているのですが、かすかにとろろの粘り気があり、味がする感じ。
美味しいのだけど、別々に食べた方が脳天にイメージしやすいから味が分かりやすいかも・・・。
普通に美味しくいただき、最後まで食べたのですが、自分が食べているのがなんかイメージしづらいような感じでした。うん、やっぱ別々に食べたい。
普通のカレーうどんと違ってよくできているところは、ご飯が入っていることで、カレーの残り汁が残さず平らげられるというところみたい。とろろで粘り気も出せるので、料理的にはよく計算されている数学的なメニューだと思う。
実際、食べ終わった丼は、犬が舐めたみたいにキレイになりました。
お店の前で写真を撮影してたら、出前から帰ってきた店主さんと遭遇。
体格も良くハッキリした性格の人のようでしたが、生真面目というか正義感というか、そういうのがにじみ出ている人でした。こういう人の料理は信用できるんじゃないかと思います。
「遠くから来たの?」と尋ねられたので、いろいろ喋っていたら、「うちは東京とか遠くから食べにくるんだよ」、とお店の説明をしてくださりました。
いろんなテレビ番組の取材が来たり、グルメ雑誌の取材が来て評価されているとのこと。
そして帰りの挨拶をしたところ、ペロペロキャンデーとうまい棒をプレゼントしてくれました。
このお菓子は、店内の隅や、車に積まれているのを見たので、家族連れの子供とかにお土産に渡しているっぽいですね。
だから家族連れのお客さんが多いのかも。
味は普通に美味しく、昔ながらの味を貫いている感じで、非常に日本人好みの味だと思います。
ただ、「豊橋カレーうどん」の話題によって、本来の客層ではない、違う客層が入ってきておかしくなっているようにも見えます。僕が語る問題じゃないけど。
今度、普通のうどんやそば、かつ丼を食べに来ようかな、と思いました。
遠くから車で来る人は、近くに大きな地下駐車場があるので、そこが利用しやすいです。
豊橋駅から近いので、歩いていける距離でもあります。
■勢川(本店)
TEL:0532-52-3360
住所:愛知県豊橋市松葉町3丁目88
営業時間:11:00~19:30
定休日:月曜・第3火曜日
個室:無し
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