大雨の中、「かわかみ」でご飯を食べた後に「めしや 朔軒」へ。
店のオーナである川上さんのお父さんは、会社的にも非常にお世話になった方で、会いたかったのですがこの日は体調不良で早めに帰ったということで会えずじまい。
長らく中華料理屋時代の朔軒の厨房を務めていた料理人の方が対応してくださりました。
創業昭和39年の老舗中華の店だったのですが、本店の場所は息子さんにゆずり和食の店「彩上かわかみ」に。
お父さんは裏で本格中華ではなく、ラーメンと定食屋さんの店としてリニューアルされました。
なので、僕らの間では、「かわかみ」で食べた後の締めに裏に回って「朔軒」でラーメンをすするという流れが定着しつつあります。
お店は、街中の裏通りのような場所にあり、ちょっと分かりづらいです。
でも逆に言えば、地図通りに行けば一軒だけ明るいのですぐに分かります。
ひらがなの「めしや」と難しい「朔軒(さっけん)」の文字の看板が目印。
リニューアルしてから中華では無く、気軽に寄れるカウンターのみの定食屋をイメージしたとのことですが、お父さんらしいですね。
ちなみに登記上は「飯屋 朔軒」らしく、表記は「めしや 朔軒」としているそうです。
店内はカウンター席のみで、椅子は7席。
狭く見えますが、もっと狭い店もあるので余裕があります。
椅子の下に荷物置きようのバッグも設置してあります。
目の前が厨房で、高い椅子からなので料理人の手元がよく見えます。
近いこともあり、話をいろいろ聞いたのですが、今まで厨房の中にいてあまり外に出なかったので、それが一番環境が変わったところだそう。
お客さんと距離が近く、実際のお客さんの反応が見えるというのは、サービス業にとっては大事だと改めて感じたそう。でも緊張するのも多いそうですが…。
そういえば IT企業の社内も似た感じですね。
ラーメンをメインに、各種定食のメニューが並びます。
日々メニューは増え続けているそうです。
これは家の近くにあったら嬉しい…。街中だからなぁ。
朔軒特製チャーシュー。
自家製なので美味しいに決まってますね。
ビールを飲みながらの、おつまみに人気だそうです。
朔軒特製冷奴。
こちらも店名を冠するだけあり、売りのチャーシューがかかっています。
こちらもお酒のおつまみに人気で、よく売れるらしいです。
「ラーメン」。
単純にシンプルに、ただの「ラーメン」という名前です。
具は、チャーシュー、なると、シナチク、刻み葱。
麺は、名前を聞いたのですが忘れてしまいましたが、舞阪?の製麺所のものだそう。
ザ・中華麺、と言えるほど、オーソドックスな麺です。
スープは、普通に中華スープ。中華料理屋さんで出てくる、あの中華スープです。
なので、中華スープに中華麺が入った、完全なる中華ラーメンということですね。
ラードの浮いたノーマルの澄んだスープって、逆に最近は見かけることがないので、新鮮ですね。
手が込んでるということもなく、背伸びのしない、等身大の王道のスープ。
なんていうんだろ? これがラーメンの基準点というか。
この味が全てのラーメンの基準となるかのような、そんな雰囲気を醸し出しています。
くどくもなく。
あっさりでもなく。
これがラーメンの味っていうやつですね。
癖が無いので、満腹でも飲みすぎな夜でも、どんな体調でもズルズルと飲みきってしまえるような、そんなかんじ。美味しい!
また食べに行こうと思います。
朔軒美味しいよ!
ごちそうさま!
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