前輪交換で爆速電動自転車に変身! 新コンセプトの電動アシスト自転車


Kickstarter で話題になっていた、電動アシスト自転車のデザインが新しい。
大抵、後輪から本体下部にかけてモーターが仕込まれていてベルトなどの動力を利用して駆動する方式の電動アシスト自転車が多いと思うのですが。
この新型の電動アシスト自転車は、従来の自転車とあまり変わりません。
その秘密は、電動アシストユニットの位置を前輪のオールインワンタイプにしたこと。
前輪だけでユニットが組まれ完結しているのですが、要は普通の自転車の前輪を交換するだけで、電動アシスト自転車に早変わりという、なかなかの画期的なコンセプトになっています。


■GeoOrbital Wheel | Make your bike electric in 60 seconds by GeoOrbital — Kickstarter
https://www.kickstarter.com/projects/1266381423/geoorbital-wheel-make-your-bike-electric-in-60-sec
形を見ると、なるほどという感じ。
バッテリーの小型化が実現できるレベルに技術力がなったところに、モーターの駆動力をどのように車輪に伝えるかが課題とだと思うのですが。
このパワーユニットは、本体のフレームからスポークが地面にまっすぐ伸びていて、がっちり固定。タイヤの内側にタイヤがのっているような感じに。
自重と地面の間にタイヤを挟み込むようにして摩擦を発生させ、その摩擦を利用して動力を伝えてタイヤを駆動させるという流れみたいですね。
これすごく理に適ってて、思わずうならされます。
技術にアイデアが追い付いたデザインといった感じ。
これ欲しい! と思うのですが、残念ながら日本では違法になって道路を走行することができないらしい。
理由はモーターの性能が良すぎてモーターの電力だけで自走できてしまうので、自転車と認められないこと。
またわずか数秒で時速 30 km 以上のスピードが出てしまうのも問題なのだとか。
もう小型二輪バイクとして売っちゃった方がいいですね。

コメント

タイトルとURLをコピーしました