ディスペンパック


コンビニでフランクフルトとかホットドッグ買うとおまけで付いてくる、あのケチャップとマスタード。
上記の写真のやつなんですけど。
ぱきっと中央で折ると、別々にケチャップとマヨネーズが飛び出てきて、ワンタッチで手を汚さずにアクションできるという優れもののやつです。
これ今日も改めて感じたけど、よくできてて、アイデアのある良い商品ですよね。
 
力学的になんとなく思いつくような商品かもですが、1つのアクションで別々のソースを開封から放出までできるところが凄いです。テコの原理でソースを絞り出すところとか、もうデザインが完璧すぎる。
 


  
この商品は、正式名称「ディスペンパック」。
1983年にアメリカのサンフォード・レッドモンド社によって考案され、日本では1986年10月にキユーピー、三菱商事、三菱商事パッケージングの合弁事業として「ディスペンパックジャパン社」が創業。その後日本における独占実施権を取得して、二液タイプが1989年に考案されました。
■DISPENPAK JAPAN|ディスペンパックとは?
http://www.dpj.co.jp/what/index.html
ディスペンパックに関しては、以下のサイトから当時のエピソードなど、面白い話を読むことができます。
FMK Morning Glory: 「ディスペンパック」のヒミツ
http://fmk.typepad.jp/glory/2012/06/post-897a.html

この容器は、ある意味革命的な容器でしたが、最初の頃はお客様が使い方がわからず服を汚したというクレームを戴くことが多かったです。私共も容器の表側に使い方のイラストを工夫して表示したりしましたが、いかんせん限られた面積の中での表示ですので限界があります。そこで使い方の広告を出そうということで、新聞、雑誌、電車の中吊り等に出したのですが、商品のPRではなく、使い方のPR広告を出す会社はめずらしいと言われました。

新しいものは使い方というか UX のところがボトルネックになるみたいですね。
 

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