サイダーなるブランドデザインの約束


ふと急になんでもないことに気が付いてしまって、無性に解決したくてイライラすることあると思うのですが。
つい先ほど、
『レモン味とか果実の味は分かるけどサイダー味の“サイダー”って結局何の味だよ?! サイダーっていう食い物の成分も分からないよ!」
と気づいてしまい、ずっとイライラしてました。
今の時代は検索があるからホント便利ですけど、なんていうかすぐ解決できちゃうから知的冒険とかそこから派生するアイデアとかいろいろすっ飛ばしてしまうのが面白くないところでもありますね。


で、検索した説明は Wikipedia 様に丸投げしておきます。
サイダー -Wikipedia-

国内で太平洋戦争以前から全国規模で販売されていた無色透明炭酸飲料製品には、ビールメーカーが製造した三ツ矢サイダー(朝日麦酒←大日本麦酒)、リボンシトロン(サッポロビール←日本麦酒←大日本麦酒)、キリンレモン(麒麟麦酒)の3銘柄があるが、林檎系香味の狭義の「サイダー」は三ツ矢サイダーのみである。後二者は名称が示す通り柑橘系の香味であり、語義矛盾となるので厳密な意味でサイダーではなく、古くは区別されて「シトロン」と呼ばれていたが、現在では「シトロン」の名称は廃れて一般的には「サイダー」とされている。

純粋なサイダーと呼べるのは三ツ矢サイダーだけ、ってなんか格好いい。やべぇ、三ツ矢サイダーの男前っぷりに好きすぎる。
アイスのガリガリ君サイダー味なんかも、知らず知らずのうちに「サイダー」という言葉を使って説明していてみんな分かったような気になっているけど、実はイメージでしか理解していないって、認知心理学の見地からしても面白い。
サイダーのイメージは、最初に作られた三ツ矢サイダーが構築したもので、さらに諸外国では「サイダー」は違うモノということで、なんだかデザインとしての考え方の参考にもなりそう。
あと、清涼飲料水としてのサイダーを流行させたのがビールメーカーとして名を馳せている企業というのも、歴史的にも面白い。正直アサヒビールと三ツ矢サイダーが並び立つ姿というのが想像できないし。
  

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