その手が現実に掴む仮想。モーションコントローラー


VR 関連の周辺機器も転売屋さんたちの毒牙にかかりすっかり市場を荒らされてしまい入手困難なのですが。より仮想現実に没頭できるツール「モーションコントローラー」をようやく手に入れることができました。2本
※お一人様1本限りの制限が多く、ちゃんと2週間後の別の日に別の店で購入。
こんな棒切れが何故コントローラーになるのかというと、単純なハンドグリップの形状なので手に持っていても違和感が無い(通常の手の握り方)。そして特異なコントローラーの形だと何かを持っている感のある感触と重心の違和感があるのですが、ただの棒だと握っているのを忘れるほどに普通です。



ジャイロや加速度センサーを内蔵している他、ポインターの機能を持っていて、赤と青に光っています。
この部分をカメラで追尾することで、3次元的に位置や距離感を計算しているみたい。
今になって思えば、例えば浜松には目立つ「アクトタワー」があるのですが、見えている大きさから駅までの距離を割り出すという所謂「目視 GPS 」ができるということですね。たぶん自走ロボットのロジックも、この考え方をサイズダウンしたものだと思うのですけど。

この光る丸い球体の部分、カタログではアクリルのような半透明の硬いものを想像していたのですが、ぶよぶよの感触でびっくりした。
ちょっと説明が難しいのだけど…駄菓子の容器? のような感触です。ヤクルトの容器がちょっと柔らかくなったような感触です。

この人差し指にかかるトリガーのインターフェースが秀逸。
トリガーだと普通に拳銃のようなアクションを想像すると思うのですが、指を引く=拳を握りこむ、ということなので、何かを掴もうとするときに入力するインターフェースとして違和感がないです。
VRドラマ中に札束を渡される時があるのですが、違和感なく受け取ったするのでいつのまにかコントローラーを操作している感がなくなります。

基本的に VR に対応したゲームは日本では数本しかないのでゲームとして遊べないのですが。
拳銃の試射場の VR体験コンテンツがあって、もっぱらそれをやっています。
拳銃ってゲームだと簡単に撃っているのですが、実際に撃つとまず的に当てる難しいですね。
自分の右腕を肘を曲げずに棒のようにまっすぐに固定して突き出し、逆の左手で支えながら細かく動かし、左手で照準を指定してあげるように動かすのがコツ。
ケンカのボクシングスタイルだとフックのように肘を曲げて肩で打つ方が相手に当たりやすいのですが、空手の正拳付きのような感覚です。
というようなことも体験して理解してしまえる VR という仮想現実、なかなか面白い。
これからいろんなコンテンツを出してほしいですね。

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