ランチ難民を解決するデザイン


サントリーとぐるなびが始めた新サービス「宅弁(たくべん)」が興味深い。
自動販売機で周辺レストランのお弁当が注文できるというもの。
自販機をフリーWi-fiや防犯カメラにするなどは、自販機自体が電気稼働する機械だから分かりやすいけど。
現実に商品取り出し口に落ちてこない商品の販売、つまりキャッシャー(無人レジ)として流用するというのはなるほどと思った。


ここで IT企業だと単純に「インターネットで簡単に注文できるアプリを開発してダウンロードして・・・」とネット依存だけでのアイデアになるところを。
インターネットではなく(スマホではなく)「自販機」というどこにもある端末を使って、利用者は何の前準備もいらず、しかも会員登録・クレジットカード登録すら必要すらないとか。いつもニコニコ現金前払いシステムが可能にした、利用者目線でデザインされた良いサービスだと思う。
── 人が集まる場所 × 既存インフラ × 現金回収の正確性
こんだけメリットそろって、しかも無人とか。
■宅弁|サントリー×ぐるなび|自販機で注文できる宅配弁当サービス
https://delivery.gnavi.co.jp/premium/takuben/
ただ不思議なのは、弁当を持ってきてくれるのはいいけど、誰が買ったかどうやって分かってしかも商品の受け渡しをした・しないとかってどうやって判断してるんだろ?
その問題解決できてるんだったら、タクシー読んだりとかホテル予約とか、他の商品への展開とか簡単じゃなかろうか。

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