ユビキタス・タイム

文明社会が急速に発展したのは、時間の概念が標準化されてからだと言われています。
すなわち、「1時」「6時」など、待ち合わせなどに利用できる指標が共通認識できることで、複数の人々が同じ時間に行動できるようになり、団体行動がとれるようになったという理由です。


作業時間とか、みんな」バラバラだったら流れ作業とかできないしね。
数学で考えるユーザビリティ(ブログ内リンク)
そういえば最近、一番最初に時計の読み方を憶えた時期のことをなんとなく思い出しました。
幼稚園の時か何かで、最初に12時・3時・6時・9時 の角度を憶えさせられたような。
友人の話だと、子供が最初に憶えるのは「3時」と好きなテレビが始まるらしいです。
3時はおやつだからだね、きっと。
グリニッジ標準時 – Wikipedia
時間という概念に標準時間があることで便利になったように、「場所」でも同じように標準となるものを作ろうという動きが各都市であります。
正確には場所には「緯度・経度」という絶対的な単位があるのですが、この数字の羅列では利便性に欠けています。
 「今日のデート、緯度××、軽度××で待っているね!」
という言われ方をしても困ると思います。
 「今日のデート、××駅前の時計の下でね!」
と言われた方が、漠然とはしているけれど、とても分かりやすいです。
こういった情報が整理され、人間にとって理解しやすい情報の形としてデザインすることができ、提供できれば、すごく人類にとって大きな進歩となるような気もするのですが。

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