タイムセールで安くなっていたので、Amazon の Echo input と、Fire TV Stick を購入してみました。
まずは Echo input の話から。いろいろ発売されている Echo シリーズの新しいもので、スマートスピーカーなのに逆にスピーカー機能が無いというものになります。行きつくところまで行ったね、Amazon!
Apple も、そろそろ電話機能の無い iPhone を発売して「あれ? そういえば Apple って電話機メーカーじゃなくてPCメーカーだったよね?」みたいな気付きを再認識させてくれたらと思います。
さて、この echo input は、スピーカー機能が無いから価格が安いというのはもちろん、外付けの手持ちのスピーカーと接続して使用できるというメリットがあります。つまり考え方としては「高価で性能の良いスピーカーにスマートスピーカー機能を付与できる」という概念が正しいですね。
音楽を聴きたい派の要望を叶えるためのプロダクトデザインだとは思うのですが、僕にとっては「安価に Alex を触って試せる」というメリットがあります。つまり GoogleHome と比較したかったわけです。
僕の場合は、ベッドルームに天井スピーカーがあるのですが、そこから『天の声』風にいろいろ喋ってくれると寝ころんでるとき便利だなと思ったからです。天井スピーカについては下記の記事を参照。
スピーカーとの接続は通常のライン出力とは別に、Bluetooth も可能。このため実配線の必要が無く、すっきりとした部屋にすることができます。後はベッドの枕元側の裏側に張り付けておくだけです。ちなみに何故貼り付けるのかというと、床面はロボット掃除機が行き来するのでコードや余計なものを置かない設計にしないといけないからです。これから新築予定の人は、そういうこと考えておいた方が後々便利ですよ。
ペーパーの外箱なのですが、しっかりとした作りで好印象。
なんかいつも製品より先に梱包の方を評価しているよねと最近周囲に言われます。まぁパッケージデザイン好きなのですが。
立体的にコンパクトに梱包されていて、非常に無駄がない。搬送費用が高騰しているといわれる現代においてはかなり良いデザインといえますね。しかし Amazon は必要以上に大きな箱にこの小さいのを入れて送付してくるんだけど。ピッキングスタッフの教育なのか箱入れのオペレーションなのかどっちか見直した方がいい。
本体はこんな感じで、かなり小さい。ウチのベッドにはUSB端子が4つ付いてるので電源も確保できています。
設定はスマホのアプリを使ってやるので非常に分かりやすい。ただ Amazon アカウントに紐づいているからなのかセットアップする前に認識されていたりするのが気持ち悪い。しかも Amazon と連携しているわけだからクレジットカード情報とも連携しているわけでしょ。けっこう怖いな、これ。寝言で買い物しちゃわないように気を付けたい。ある日突然寿司100人前とか届いたらどうしよう。
使ってみた感想。
対話の反応速度は Google の方が全然いいですね。
Google の方は喋り始めて食い気味に反応するのですが、Amazon の場合は喋りはじめてセリフの途中に反応するくらい3テンポぐらい遅れます。Amazon だけ使っている人には違和感ないのかもしれないですが、GoogleHome 使ってきた人には違和感ばりばり。
一応、Amazon の方は連携できる機器の種類が多い? という宣伝文句なのですが、正直数はあんまり変わらないような? Amazon だけに対応している機器というのもあまり見たことがないし。ただ一般人には他の機器との接続の仕方が簡単なのかもしれないです。
クリエイター系の人だとギミックを自作できるだろうから、あまり優位性はないですね。
比較してみると、とりあえず僕は Amazon Echo より GoogleHome の方を買いそろえていこうかな、というかんじです。
いま、Amazon のぞいてみたら売り切れで在庫なくなってるみたいですね。そんなバカ売れしたのか・・・。
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