ずっと迷っていたけど遂に、疑似ニキシー管時計である Gixie Clock(ギクシー・クロック)を購入!
やっぱり滅茶苦茶カッコイイ! お高いけど買ってよかった。
■ニキシー管 – Wikipedia
円柱形のガラスケース(アクリルケース)の中にグロー発光減少で数字を表示し刻む、技術的にもビジュアル的にもレトロな時計です。本来のニキシー管は寿命が短くメンテナンスも大変なのですが、Gixie Clock は機構を現在の技術で LED に入れ替えて再現したものになります。
本物のニキシー管は、温かくて優しい炎のような光り方をするのですが、LED だとさすがにはっきりとシャキッとした感じになってますね。
透明なチューブの中にレイヤー構造にした LED 基盤を並べて光らせているだけの簡単な仕組みなのですが、夜景の中に浮かぶ高層ビルの上の空中に映し出されるネオン広告のような、開放感とスケール感を感じさせますね。
ここ最近は空前のニキシー管ブームなんだそうですが、その一端を担ったのが、Official髭男dism の名曲「Pretender」のジャケット写真だと言われています。
このジャケットで使われている写真が、ニキシー管時計です。
動画へのリンク:https://youtu.be/TQ8WlA2GXbk
歌詞の中の「君は綺麗だ」というのがとても印象的ですが、サビ前の「グッバイ」の音域が出なくて歌えないという悩みを抱える人が多そうな曲ですね。
「Pretender」を書き下ろしたボーカルでもある藤原聡さんがインタビュー記事の中で言っているそうなのですが、シュタインズ・ゲートというアニメ(原作はゲーム)のファンであり、ドラマ中に登場するキーアイテムがニキシー管時計から影響を受けていると明言しています。
僕はシュタインズ・ゲートを知らないのでコメントできないですが、とにかくこのあたりが流行の原点らしいです。
いろんな色に光ります。僕はオレンジが好きなのでオレンジ一択なのですが、グラデーションカラーも見ていて飽きない。綺麗です。
動画へのリンク:https://youtu.be/BxwtenFX3yY
右端のチューブが秒を刻むのにせわしい一方で、左端のチューブは時計の表記上「0」と「1」しか表示しないので、なんだか地域差別のようなものを感じますね……。
今回、僕は普通に Amazon で注文しました。とくにこだわりなかった。
箱が赤と黒なのが、Gixie Clock と呼ばれるものの証明です。
いろんなブランドから販売されているので、いろんな値段の商品があるのですが、基本はみんな同じようです。
Gixie Clock はクラウドファンディングでも資金調達を成功させた実例があるのですが、その時の値段が異常な高値であり、また既にある商品を販売ルートに乗せるためだけにクラウドファンディングを利用したたため、クラファンの闇のようなものを曝け出した製品でもありますね。
僕もクラウドファンディングって、今まで市場に出てないものを開発生産するためのパトロンを募集するもののように考えていましたが、今ではマーケティングの一般的な手法となっているだけのようなので、なんだかつまらなさを感じてサイトも見なくなりました。くそつまらん。
良い品質の箱の中に入っており、コレクターズアイテムのような雰囲気があります。この箱いらないから安くしてほしいけど。クラファンの時もこの箱のせいで値段が上がったそうです。
本体はウォルナット木材にダイキャスト? のカバーが付いており、高級感があります。
上部の端子はマグネットでチューブを接続するものです。
このチューブをマグネットで本体に固定するだけ。6本のチューブに位置の指定はなく、シャッフルしても時計の表記は変わりません。
意外に明るいので、寝室の夜間照明くらいになるのですが、秒表示がせわしないのが難点ですかね。まぁ引っこ抜いちゃえばいいのですが。
これ眺めてるだけで素敵なので、しばらくは楽しみに眺めてると思います。
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