デザインの歴史(1)

分岐点は、産業革命。
産業革命が起きると、企業は効率的に製品開発を行うようになり、設計者と製造者・・・というように分業化が進んでいきました。
分業化が加速されると、製品製造の行程や過程よりも、その前段階の設計や製図の段階で、「いかに簡潔に作るか」という面が重用視されるようになりました。
つまり、どれだけコストを下げて、短期間で大量生産できる「仕様」にするか。


なんとなくイメージできると思うのですが、この変化は「機能的ではあるけれど、なんだか魅力にかける」といった漠然としたイメージを生み出しました。
19世紀末には、そんな工業化がデザインの質を下げたとして、アーツ・アンド・クラフト運動まで興ってしまいました。
アーツ・アンド・クラフツ – Wikipedia

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