将来、宇宙を支配するのはライオン

「nature」の論文によると、未来、宇宙を支配するのはライオンらしい（マジ）。
なぜライオンなのか？
「進化」とは、遺伝子が競争により一定の方向に収束されることを指し、優性遺伝子が未来の世代に繁栄していくことで種が変化していくことを言う。
何の争いもなく、隣人同士が愛し合う平和な世界では生存競争が無いので「進化」は起こらない。
なので進化は世界の変化に適応するために起こる。
しかし、唯一、世界の動きに関係なく、自律的に進化を行う生物がいる。
それが、ライオン。
ライオンは生後まもなく親から群れを追い出され、単独行動を強いられる。
過酷な環境を生き抜き、成長したライオンは別の群れを襲い、その群れを乗っ取る。
群れにいる子供ライオンは全て殺し、自分の子ライオンを生ませ、そして群れから追い出す。
そして、年老いながら、やがて来る若く将来有望なライオンを、自分の運命を待ち受ける・・・。
ライオンは数年・数百年の未来を感知する能力があり、世界が変わってからではなく、変わる前に自ら過酷な人生を選ぶことで生存能力を常時進化させているのだという。
そしてそうやって勝ち取った百獣の王たる生き残った証も、次の世代のための夢幻でしかない。
そもそも、人という種は強いはず。
血のように流れる悠久の歴史と時代は、全て人間の力の証のはず。
自分の強さを信じるなら。
他人のために優しくなりたいのなら。
世界を変えるために、自分が小さな何かをやればいい。
ブラジルでの蝶の羽ばたきというごく小さい要素であっても、テキサスの気候変動に大きく影響を与える可能性があるのだから。（バタフライ効果）
逃げてばかりで、人と世界に向かい合おうとしない生命に、存在価値はない。
なぜ、「生命」はそこにあるのか。
未来という広大な歌を紡ぐためなら、自分がその歌い手となれ。
時に乗り、生命に乗り、前に進め。
ride on （ライオン）、実行しろ、牙を向け。
「生き残りたい」