Raspberry Pi 買った。そして GoogleHome が時報をしてくれるようにした


そういえば、GoogleHome を利用したクリエイティブが面白すぎて、いろいろ活用したいので Raspberry Pi も購入してしまいました。
小型コンピュータとしては Arduino を持っていてセンサーの電子制作などに活用しているのですが、周囲がラズパイの方が多いのですよね……。
社内で進めている次のサービスもラズパイが組み込まれていて利用機会もあり(ソフトウェアは開発会社に委託)、勉強のためにも買ってみることにしました。



Arduino は覚えることたくさんあって勉強もしんどかったですが、Raspberry Pi は単純に Linux として使えるので正直覚えることあんまりないですね。
購入先で値段も変わるのですが、一応技適マークが入ってるものを購入しました。
ケースや電源アダプタ、SDカード、ヒートシンクなどとセットになって安く販売されているものもあり迷ったのですが、必要なコンボを考えた結果「ACアダプタ+ケース付」のものがお得だなと判断して、該当のものを購入しました。


日本語の説明書もあり、売り文句としてはソニー稲沢工場で製造された日本製-高品質品だそうです。made in japan だと安心倍増なのですが、こういうパーツで日本製って珍しいので本当かどうか疑心暗鬼になってしまいますね。
でも日本品質だと長く使うのに安心です。

現に Arduino は剥き出しのまま使用しているので、基盤が裸のままでもいいのですが、今回はサーバとして永く使用するつもりでもありケースは必要と判断しました。あと費用対効果考えたら自作するより専用の買った方が手っ取り早かった。このケースを参考に実寸とれば、会社のレーザー加工機からいくらでも量産できるし。

小さい上に専用品ならサイズぴったりで嬉しい。
半透明なので、内部のLED点灯も確認できて、初心者には嬉しいですね。

ケースには説明書がないので、合う形で組み合わせるしかないのですが、なんかしっくりこない。
何度か試行錯誤して、このケース下部のでっぱりの内部に基盤を収めるのが正しいポジションだと気づきました。
通常、ケースの枠が深い方にメカを収めてから、薄い方で蓋をする、というのがセオリーなのですが逆ですね。

ケース下部に基盤をセットして、おもむろに上部ケースを・・・

合わせる!

最後にラズベリーの形の通風孔のあいた蓋をカチリとはめて終了。
コンパクトで良いですね。

USBバイパスで電源が供給されるのですが、うちの環境だと意外に USB って足りなくて埋まっています。
ACアダプタからの方が安定供給されるのと、電源コンセントの方が余っているので、購入しています。ちなみに電源って単品購入すると意外に高価になってるし電圧合わなかったりするので、一緒に購入した方がコスパが良いように思います。
HDML を壁のテレビに、キーボード、電源をつないで起動。
レビューもしているのですが、UPQ の「Q-gadget KB01」も認識します。これキーボードとしてだけでなく、ガラス面をトラックパッド代わりにマウスのように使えるので、タブレット操作などに慣れている人は使いやすいですね。
と思ったら起動しないので壊れていると思ったら、SDカードを入れないと起動しないんですね…。
デジカメ用のマイクロ SD カードを急遽利用。
速く遊びたいのに、OSイメージをダウンロードするのに時間がかかるかかる。転送速度が遅いなと思ったら海外サーバからダウンロードしているので、日本のミラーを探してみるとあった。
http://ftp.jaist.ac.jp/pub/raspberrypi/raspbian/images/
通常なら1時間くらいかかりそうなのが、こちらの日本サーバからなら2分くらい。
イメージをダウンロードできたら、DD使って SDカードに書き込み。
http://www.si-linux.co.jp/techinfo/index.php?DD%20for%20Windows

おすすめされるままに Raspbian という OS でセットアップしたのですが、これ Raspberry Pi 用 Debian で Raspbian という名前なんですね。
インストールした後に知ったのですが、僕は Fedora で自宅サーバを覚えたのですが、一応 Pidora という ラズパイ用にカスタマイズされた Fedora もあるみたい。
デザイナー的にはこっちの OS を使いたかった。Fedora のインターフェースカッコいいんですよ!
OS インストールできたら、SSH や VNS の設定をすれば、別のノートPCから接続して遠隔操作できるので楽。最初から入っているので、設定するだけでした。昔は正確にセットアップするだけでも一苦労だったのに便利な世の中ですね。
せっかくなので、GoogleHome となにか連携させてみます。
Git に、時報のプログラムがあるので、それを動かしてみます。
■Google Home Time Signal Application
https://github.com/udon11/googlehome-time-signal
基本、書いてある通りにインストール。
git clone https://github.com/udon11/googlehome-time-signal.git
cd googlehome-time-signal
vi config/default.js //IPアドレス+ポート
実行すると「superagent というモジュールが足りない」と表示されるので、これをインストール
npm-install-missing
npm install –save superagent //package.jsonのdependenciesにバージョン付きで書き込む
エラー出ないので確認
sudo systemctl status timesignal
これで毎時0分に、GoogleHomeが時刻を勝手にしゃべって教えてくれます。
それだけだと寝るときうるさくね? と思うのですが、特に説明がないのですがプログラムを読んでみると cron で6時から10時の間だけ喋るように対応されていました。
とてもシンプルに書かれたプログラムなので、初心者には大変ありがたく、勉強になります。

2017/11/13
GoogleHome に好きな言葉を喋らせる方法
Google Home に命令を渡して、思い通りに喋らせる方法です。前回は、Google Home に向かって喋った内容を、Line に送るという方法を実現しました。■伝言を Google Home に声で伝えれば内容をテキストで Line に送る、という機能を作った。とても簡単。今回は、その逆。Google Home にテキストを送り、それ…


2017/10/31
朝起きたら今日のスケジュールを読み上げてもらうライフスタイルを、Google Home で。
「OK,Google。今日の予定は?」『今日の予定は2件あります。1時に○○、3時に△△商社の■■様、◇◇様との予定です』こんな感じで、朝起きて会社に出かける前に、1日の予定を GoogleHome に教えてもらうことができます。お客様が来社するのにうっかり変な格好で出社してしまったり、予定で使う資料を忘れたりがな…


2017/11/06
伝言を Google Home に声で伝えれば内容をテキストで Line に送る、という機能を作った。とても簡単。
Google Home があまりにも出来がいいので、実家の両親にプレゼントし設置してきました。高齢のため PC や スマホの操作はからっきしダメなのですが、音声入力でいろいろできるので喜ばれています。そして、メールのやり方もできないため今まで電話でしか連絡がとれなかったのですが。今回せっかく音声入力デバ…


2017/10/30
一人暮らしがはかどる Google Home Mini
Google Home Mini が届きました!「Mini」版は、スピーカーの性能を抑えて価格を下げたもので、本体以外の機能は全く変わりません。AIスピーカーが6千円で手に入るなんて、良い世の中ですね!AIスピーカーといっても、基本的にはスマホから画面を外したようなものですが。でもケータイにデジカメやPC機能が盛…


2017/11/09
夢のカーテン自動開閉! を4千円で実現するアイテム
陽当たりの良い高層マンションの窓で、朝起きるとリモコンで自動でカーテンがするすると開き、朝陽が部屋を照らす──。映画のワンシーンのようですが、カーテンを自動で開閉するシステムって高価で手が出せないんですよね。工事費というより、電源をひっぱってくる施工費が高いですね。もちろんカーテンを巻き取…


コメント

タイトルとURLをコピーしました