前回ベッドの話をしたので、今回はその上のマットレスの話。
マットレスでは様々な種類がありますが、特にどれが良いというものではなく、好みや自分の身体に合っているかどうかとのことです。
コイルでいえば、1つ1つが独立しているコイルの方が耐圧分散に優れ、パートナーがいる場合は寝返りが気にならないそうです。
僕は今回コイルではなく、ノンコイルを選びました。つまりウレタンのような柔らかい素材が入った金属の無いマットレスになります。理由はあります。
まず、僕の購入したベッドフレームが電動ベッドだということ。真ん中で折れ曲がるのでスプリングの入ったコイルマットレスがどんな影響を受けるか分からなかったこと。そしてコイルの方が素材が金属で当然重く、モーターに負荷をかけて壊れやすいのかな、と考えたからです。
もうひとつは、最近のホテルはほとんど全部がコイルなのですが、乗った時にギシギシと不愉快な音を立てるのが嫌で、しかも跳び跳ねるような強い反発感も、あまり心地よいと思えませんでした。
僕の好みは言葉にするなら沈み込んで包まれるような、そんなマットレスなのだと思います。
購入するためにいろいろ調べたのですが、最初はポケットコイルのものを探していたのですが、途中からコイルレスのものに決めていました。やっぱり圧倒的に軽いというのと、ノンコイルマットレスの方がコイルよりも柔らかいということを知ったためです。
使い始めて2週間くらいですが、すごく寝心地が良くて家に帰るのが楽しみになっています。
僕は以前からおしりと背中の間の腰の部分が、寝ていると隙間ができてなんだか休んだ気がしていなかったのですが、ノンコイルは柔らかく沈んで身体にフィットして支えるようなイメージなので、ウエストとベッドの間の空白が気にならなくなりました。硬いコイルだと、こういう状態にはならなかったと思います。
寝ているイメージは、とろとろした豆腐の上にいるような感覚ですかね・・・。
弾力もあり張りのある豆腐の上に沈み込んでいるような。真っ暗な中で深い眠りに入ると宇宙にいるような感覚にもなります。体全体がマットレスに柔らかく接触しているので、触っていない部分と触っている部分の差異が無く、そんな感覚になるのだと思います。
体重の軽い女性や、なるべく柔らかいベッドが良いという人は、ノンコイルをおすすめします。
逆に、暑がりの人や腰痛持ちの人は、硬めのコイルの方がいいみたいです。
今は高性能なノンコイルの方がポケットコイルよりも高価のようなので、お財布にも相談ですね。
フレームにマットレスをセッティングした状態。タグみたいなのが縫い付けてある方が正式には表側で、足元に回すのが正解なのだそうです。このタグは取り扱い方が書いてある貴重な情報源のため外すのは良くないとのこと。
電動ベッドなので、こんな感じに折れ曲がります。
コイルだとどんな感じなのか想像できないですが、ノンコイルにしておいて良かったなと個人的には思います。
頭側と足側を最高角度まで動かした時点でのマットレスの様子。わりとエグい角度で90度近いため、皺が寄っています。価格が安くない買い物なので不安になるのですが、マットレスの外側にあるカバーに皺が寄っているだけでした。
ちなみに寝たままこの状態まで角度を持ってくると屈伸運動しているかのような窮屈さになります。
このマットレスは異様に軽いので移動も楽でした。また7ゾーニングで硬いところと柔らかいところの7つに別れており、心地よさに加え就寝中の寝返りが自然にできるように計算されているそうです。
以前まで土日になると疲れが出ていたのですが、急に疲れなくなったので寝具ってライフスタイルに結構影響を与えるものですね。
いろいろな他人の意見に惑わされずに、自分の好みの寝心地からマットレスを選ぶことをおすすめします。
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