憧れの壁掛けテレビ! 壁に穴を開けずに簡単に設置する方法


週末を利用して、テレビを「壁掛け」スタイルにしてみました!
テレビ台があると、細かいものの収納は増えるのですが、台があるぶん、部屋の中は狭くなるように感じます。
テレビが倒れてこないようにを安定させる必要があるぶん、台は大きくなっていきます。テレビ台って普段は気づかないものですが意外に奥行きがあって、部屋を狭くしている原因になっているんですよ。
このテレビ台を無くすことで、部屋が広く使え、テレビのある空間が邪魔にならないというわけです。
上の写真は、実際に施工した後の写真。
僕は壁に穴を開けるのが嫌なので、壁に穴を開けることなく、鏡で「壁掛けテレビ」を実現してみました。



撮影した角度は違いますが、施工する前は、こんな感じ。
奥の書斎への扉とガラスブロックの間の壁に設置することにしました。
写真で見えてる床に置きっぱなしのテレビは、今回設置したものではない小型のものです。
全然関係ない話になるけど、寝室でベッドの隣に置こうとなるべく小さ目のテレビを買いに家電屋に行ったら「いまどきのテレビは小型の方が高く、あんまり製品が無いですよ」と言われ、店頭で一番小さいのを購入したのですが、それがこの20インチ型。
20インチといったら庶民にして一般ピープルの僕には割と大きめのサイズだったので、当時のテレビ事情にかなりの衝撃を受けました。
それはともかく。
ウチは純粋な「壁」が少なく、窓か収納の扉になってしまっているので、壁掛けにしようとすると場所にとても困ります。
壁掛け時計をつける場所を確保するのも一苦労。
これから設計する人は、時計の場所・ゴミ箱を置く場所などを考慮するのもおススメします。

テレビを壁掛けにするための工事ですが、この棒が1本と、テレビを固定するためのパーツのみ。
約2万円です。
この棒は、いわゆる「つっぱり棒」。
床と天井をこの棒で固定し、固定した棒にテレビをぶら下げているだけという、簡単な構図です。
大がかりな工事や、壁に穴を開けることなく簡単に「壁掛けテレビ」を実現できるので、賃貸の方にもおススメ。
最近は僕も、いろんなところにこの「つっぱり棒」を駆使するのがマイブーム。
棚とかだけでなく、カーテンとかもいけて便利。

部屋の中がスッキリとしました。
今回、壁掛けにしたのは、部屋に余ってて使い道の無かった 32 インチのテレビです。
32型でも天井近くにあると、大きく見えるから不思議。ベゼルが細いというのもあるかもだけど。
前述の20型のテレビよりも重量が軽いという。
最近のテレビは液晶の美しさだけでなく軽量化もされているので、壁掛けにするのも安心です。
実際に壁掛けにしてみた感想ですが、つっぱり棒に固定してみた感じ、おっこちてきそうな雰囲気はありません。
がっちりと固定されています。
つっぱり棒の両端が強力なスプリングで押し付けるように固定されていることもあり、ぐりぐりと動かすと、びょーんびょーんと反応します。自身があった時などは、このスプリングが衝撃を吸収してくれるため、壁からの落下を防ぐ仕組みにもなっているようです。よくできてますね。
少し高めの位置にしたのは、ベッドから仰向けに寝転んで観たりするのに丁度良くしたかったからです。(ベッドがまだ購入できてないけど)
壁固定にしたら、外部機器のケーブルとかの接続が大変かなと想像していたのですが、真ん中を棒で固定しているぶん少し前に出ている上に邪魔をするものがないため、逆にケーブルが付けやすかったです。
あ、それで思い出した!
壁付けテレビにした場合の、最大の問題があります。
それがケーブル。
テレビに録画用のレコーダーだのゲーム機だの、いろんなものをケーブルで繋いでいる場合、このケーブルを「すっきりと」見せるのは厄介です。
これが建築前にちゃんと設計して壁に埋め込めるようになっていれば楽なのですが、そうでない場合、せっかく壁付けにしてもケーブルがだらんとぶら下がる状態になっていしまいます。
というか、テレビには「電源ケーブル」と「アンテナケーブル」が必要なので、最低でも2本のケーブルはぶら下がることになります。
これはみっともない。
これを隠すために「収納を兼ねた台」とかを置くというのが通常の発想だと思うのですが、そうすると「最初からそのテレビ台に置いておけばいいじゃん!」となります。つまり、「壁掛けテレビ」ではないスタイルに結局、回帰してしまうという(笑)。
で、壁掛けにした場合に、ケーブルをどうするかですが。
この「つっぱり棒」を利用したスタイルなら簡単で、この棒の背後に結束紐などで縛り付けるだけです。
この棒の1本に「壁掛けテレビ」のすべてを集約できるということですね。
部屋がすごく広くなる上にスッキリするので、ウチにあるテレビを順々に壁掛けにしていこうかなと計画中です。
フレキシブルに動くアーム型もあるので、選ぶのも楽しい。
デザイナーズハウス

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↓購入したのはコレ。テレビによって器具が違うのでよくご確認ください。

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