有楽街に昔からあるラーメン屋さん「大王」に行ってきました。
前々から店があるのは知っていたのですが、そもそも「街中でラーメンを食べる」というシチュエーションがあんまりなかったので・・・。
店の外観は、大衆的で「壮年の男性が飲んだ後にちょっと寄ってラーメン食べて帰る」みたいな雰囲気がビシビシ伝わってくる感じですが。
店内に入ると、客層は丁度そんな感じでした。
男性比率100%。男性グループとネクタイを締めた男の一人客という感じ。
店内は向かって左側がテーブル席、右側がカウンター席という感じで、思っていたというよりかなり綺麗で清潔でした。
この日は暑い夜で23時頃でしたが、席は満席で、入れ替わり立ち代わりお客が回転していくのが見られました。
注文したのは、「ニンニク味噌ラーメン」。
そして目の前に出されたのは、写真のラーメン。
「ニンニク」がまさかのにんにくチップだとは。想像の斜め上を行っていました。
このニンニクチップ、すごく硬くて歯茎にぐさりぐさりと刺さって食べにくかった。
後で気づいたけど、しばらくスープに漬けといて柔らかくしてから食べるべきですよね。
後のせサクサク派の僕には発想できませんでした。
それ以外の具は、大きなチャーシューにネギ、そしてもやし。
家庭でも作れそうな、懐かしい味です。
麺は、よくある普通の麺。
固めに茹でてあったので、僕の好きな感じではありました。
ただ特筆すべき点のない普通の麺。
スープは、味噌なのですが薄くて日本人が好きそうなシンプルで冒険の無い味。
癖が無いので、飲んだ後とか確かに良さそうです。
すんなりと喉を通って胃にやさしく落ちていく感じ。
温度も最初から高くないので、猫舌の人でもバクバク食べられます。
懐かしさの感じるノスタルジックな味のせいか「美味しいカップラーメン」のような印象を受けました。
これは食べやすいです。
ちなみにニンニクですが、僕はそんなにニンニク臭さを感じないなぁと思っていたのですが、友人いわく1日中ニンニク臭かったらしいです。
ギョウザ。「浜松餃子」として売られていました。
お腹いっぱいだったのであんまり食べなかったのですが、普通に感じました。
天津飯。
お母さんが作る天津飯と思ってくれれば間違いないです。
とくにこれといって語るところはありません。
元々そんなに味を求めて入るような店ではないと思うので、全体的な雰囲気としては好意的。
飲んだ後・街で遊んだ後に、ちょっと小腹が空いたなという時に丁度いいと思います。
ただ、街中にはいくつかラーメン屋さんが店を構え始めているので、その中で競争をしていくにはもう一工夫の個性があったらな、という感想を持ちました。
大王 有楽店 (ラーメン / 第一通り駅、新浜松駅、遠州病院駅)
夜総合点★★☆☆☆ 2.0
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コメント
ココで「チャーハン」を食べないなんて。。。