寿司屋のカウンターで握ってもらう醍醐味(寿し半/半田町)


半田町にある「日本料理寿し半 藍路」に行ってきました!
3年ぶりくらい? いつも行きたい行きたいと思っていた店ですが、浜松中心街からはそこそこ遠いのでなかなか行く機会がなく。
あと車で行くしかないのでお酒を飲みたい人には不都合なこともありますね。
今回は、最初からノンアルコールビールでという約束だったので、駐車場も多くあるこの店はベストな選択ですね!
お店は、市役所・警察署の前の道を北に進み、右に大きく曲がっている上島北の交差点を北側に進んだ先にあります。
周囲に何もないので、ナビに任せればすぐ分かりますね。



外見は一軒家。一見するとドアと分からない大きな木の板が目印。
入口どこだ? とうろうろすると、この大きなドアが大きく自動で開きます。
天井が高く、この大きなドアが開くので、竜宮城みたいなおとぎ話のような、不思議な錯覚になります。
巨人が通れるような通路をすたすたと歩くと、奥の方にレジがあり、そこからカウンター席や個室に案内されます。

店内は広く明るく清潔感があり、とても綺麗です。
これだけ広くゆったりしたお店もなかなかないのではないでしょうか。
この日は一緒にいた友人が店主の親戚ということもあり、カウンターで店主自ら握ってくれるという特別待遇でした。
店主の高林さんは静岡県知事が認める「ふじのくに食の都づくり仕事人」としての称号をもらった数少ない料理人だとのことです。指名とかできないので、お店のエースである大将自ら握ってくれるという機会はなかなか無いので、貴重な体験です。
●「ふじのくに食の都づくり仕事人」受賞!|日本料理寿し半 藍路 浜松市寿司|お店情報
http://www.wr-salt.com/sushihan/others.html#fuji
店主の高林さんがまた、温和で笑顔がとても似合う素敵な人で、話が上手なのです。
食べながらいろんな話を聞けるのですがまたそれが面白い。
寿司屋のカウンターで食べる醍醐味を満喫できます。
このお店はメニュー表があるので値段が先に分かるようになっているので安心です。
といいつつ、僕らはお任せで適当に握ってもらいました。
ちなみに僕の好きなネタは「えんがわ」です!

まずは前菜。
そういえば料理名聞くの忘れた。
左が少し酸っぱくて何かの野菜をすり潰したゼリーのようなもの。
右がそば粉を練って茶碗蒸しのようなプルンとしたものにしたプリンみたいな感じでした。
味で勝手に想像してますけど。どちらも美味しいです!

目の前の魚からじっと熱い視線を投げかけられたまま・・・。
まずはいきなりトロっぽいのから、軽くあぶったやつ。
それにしてもやっぱり握り方が綺麗です。
そんななので、通っぽく箸を使わず手でそのまま食べたりしてみました。
1貫ずつなので、いろんな種類が食べられていいですね。

積もる話もあって食べるペースが遅く、つぎつぎに下駄の上にたまる寿司。
サーモンだけ2つあるのは、「サーモンが好き」といったからです。

高級な寿司の代名詞、ウニ&イクラ。
美味しいけど、少しお財布が気になる雰囲気に。
誰だよ「適当に握って」みたいな注文したやつ!

海老とかもキター。
しかし絵に描いたような立派な形のお寿司ですよね。

蛤のお味噌汁。
これも美味しかった~。

アナゴ。
大好物キタコレ。このお店の穴子はかなり煮込んであって、ほろほろと舌の上で崩れるような柔らかいものです。しかし箸でつまんでも崩れない絶妙なかたさ。
味付けは上品でくどくない。これは美味しい。
リクエストなんかある? と聞かれたので。
僕は雑草にもマヨネーズさえかければ食べられるくらいのマヨネーズ大好きマヨラーなのですが。
マヨネーズって2大派閥があって「キューピー派」と「味の素派」に大体わかれるのですよ。
でもそれらソフトチューブに入った商品が出回っているのは日本だけで。
世界でみると、マヨネーズって瓶詰めや自家製が主流なのです。とくに自家製マヨネーズって、もうわくわくするくらい魅力的で。
前にお店に来たときに、マヨネーズは自家製ってきいて舐めさせてもらったことがあったのですけど、それがすごく美味しくて。
なので、「マヨネーズを使った料理を!」と投げかけてみたところ。

「ツナマヨ」作ってくれました!
うひょー、自家製マヨネーズのツナマヨだよ!
味がしつこくなく、マイルドななかにもコクがあり、おいしゅうございました。
「自家製マヨネーズのツナマヨ手巻き」とかいう名前にして売ったら、すごく売れそうだ。少なくとも僕は何個も注文してしまう。

こはだ?
酢でしめられていて、これも美味しい。

他のお店で食べた「江戸っ子巻き」の話をしたら、「作ってみるか・・・」といって同じものを作ってくれました。
ちなみにかんぴょうにたっぷり山葵を入れて巻いただけの手巻き寿司です。
意外に寛平のかんぴょうの甘さとワサビのピリッとした辛さがあって美味しいんですよ!
ただしワサビが美味しくないとダメという、良い素材を使っている店限定の荒業なのです。
ワサビってもっと違う料理に使われてもいいと思うの。

他にも手巻きが。
これ良い部位だと思う。美味しかった!

最後にデザート。
氷できんきんに冷やされたプリン。
少し半熟でとろとろの本体に、上品な甘さでほろ苦いカラメル、シンプルで口当たりのよいクリーム。
それらがハイレベルで融合した一級品でした。これもう1個ぐらい食べたいくらい美味しかった!

最後にオリジナルブレンドのアイスコーヒー。
普通に美味しい。
お寿司なんだけど、ところどころこういう洋風が登場するところが、またニクいですね。
かなり満腹になって、大満足。

うん、また食べにこよう!
食べにこれるように仕事を頑張ろう!
今度は大人数でこれるといいな。

2009/11/09
寿し半
浜松のお寿司やさんでは有名な「寿し半」へランチを食べに行ってきました。なんか朗らかな感じで握ってもらえました。


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