6月30日に食べる京菓子「水無月」を食べてみた


今日は6月末で1年の前半が終わり、7月1日から後半が始まります。
そんな1年に1回だけの6月30日に「水無月」という、この三角形のお菓子を食べる習慣が京都ではあるそうです。
浜松街中の京料理の店「かわかみ」で、実際に作ってもらったものをいただきました。
店主の川上さんの奥さんが京都出身のため、こういう京文化的なお菓子が得意とのことで、わざわざ用意していただきました。

水無月 (和菓子) - Wikipedia
水無月(みなづき)は、和菓子の一つ。白いういろうの上面に甘く煮た小豆をのせ、三角形に切り分けたもので、京都では夏越の祓が行われる6月30日に、1年の残り半分の無病息災を祈念してこれを食べる風習がある[1]。平安時代には旧暦6月1日の「氷の節句」の日に、氷室から氷を切り出して食し暑気払いをする宮中の風習があった。三角形に切った白いういろうはこの氷をかたどったものとも[2]、四角を半分にしたことで1年の半分を示しているとも言われており、また小豆の赤い色にも厄除けの意味があるとされている[1]。

ういろうの上に小豆がのっているのですが、甘すぎることなく上品な味。
京都の人が好みそうなお菓子ですね!
6月を「水無月」ということから付けられた名前だそうですが、「水の無い月」と書いてなんで6月なのかはいろいろ詳しいサイトがあるので、そちらで。
6月30日という1年の折り返し地点で食べるのは、前半の穢れを落とし、残りの半年を健康でいられるようにという意味があるのだそうです。
特別な日に伝統的で特別なお菓子を食べるというのも、また良いものですね。

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