野菜だけで作る料理をヴィーガンというらしいです。
ベジタリアンと違うのは、卵や乳製品もダメなのだそうです。
最近では宗教上食べられない食材がある「ハラール」に対応した店が日本でも多くなってきました。
アレルギーを持つ人でも食材は気になるところでしょう。
今回、アレルギーを多く持つ友人のために、浜松街中にある「凡猿」にお願いして、ヴィーガン料理をふるまってもらいました。
ベジタリアンは健康志向の考え方ですが、ヴィーガンは動物愛護の精神をルーツにしているそうです。
アレルギーを持っていると外食も簡単に楽しめないと思うのですが、こういう対応をしてくれるお店だと嬉しいですね!
無花果とか入った先付。
フルーティーでごま油のような味覚が新感覚。
これからのコースを進めるに期待感があふれる一品ですね。
湯葉のお刺身。
普通に美味しい。
醤油には、魚も動物も入っていないというすごいクオリティ。
出汁って魚か動物が入るものらしいので、調味料も野菜だけにすると難易度高いとおっしゃっていました。
そんな難題を解決するとか素敵すぎ。
サラダ。お店のレギュラーメニューにもあるのですが、このお皿は野菜しか使っていないという特殊なもの。ドレッシングにも使っていないんですって。かなり美味しくて同席した方たちも大絶賛。
土瓶蒸し。高級食材がたんまり入ってかなり美味しかった。
料理名わからないけど、これも美味しかった。
もずく酢っぽいもの。酸っぱいの苦手ですが、これは美味しくいただけました。
これ一番びっくりしたのですが、見た目がウナギのかば焼き。味もかばやきでした。すごい!
こういう善意のフェイク料理って楽しいですね。
手間もかかったと思うのですが、僕らの喜びもかなりです。
最後にご飯(おにぎり)とお味噌汁。
デザート。パンナコッタと杏仁豆腐。
野菜を中心に作られていると思うとびっくりのコース料理で、単純に尊敬しました。
対応してくださったお店にも感謝なのですが、それ以上に想像をこえてくる料理の工夫と美味しさに感動です!
元々、浜松で130年続く老舗料亭と同じ経営で、同じ食材を使用したお店なので美味しいに決まっているのですが、いち個人の願いを完璧それ以上に対応してくださり、素晴らしいホスピタリティも感じました。
あと気づかないですが高級食材もさりげなく使われていて、なかなか食べられないレベルのものを食すことができて、ちょっと僕自身バージョンアップしちゃった感があります。
大変だと思うのですが、またヴィーガンも普通の料理も食べに行きたいですね!
■凡猿
http://bonzaru.com/
コメント