いつかどこかで食べた、あの蕎麦の味を。
前に幻の蕎麦という記事の中でもちょと書いたことがあるのですが、僕は「美味しい蕎麦」を食べてから急に蕎麦が好きになりました。
でも、その店は今となっては何処にあったか分からず。あの味には二度と出会えないんだよなーなどと結構諦めていた感じだったのですが、まさか、あの感動に近い味が楽しめる日が来ると思っていませんでした。
というか、そんなセピア色の思い出は過去の話で、今が大事。このお店の蕎麦が半端なく美味しいです。感動します!
「蕎麦招人 仟 (sen)」というお店。
飲食店経営の知り合いのお父さんが美味しい、と行っていたので寄っただけだったのですが、こんな感動に巡り合えるとは。
2010年9月オープンという比較的新しいお店で、地味なんだけどモダンみたいな、きれいなお店です。
この辺りにはバイパスからも近く、掛川の「道の駅」も近くにあるので、バイカーの人とかツーリングがてらに寄るのが楽しそう。
まず出されたお茶が普通に美味しい。
掛川の深蒸し茶だそうです。
店内の内装や小物など、かなりセンスがあります。
奥さんにセンスがあるのかデザイナーでも付いてるんでしょうか。なんかちょっと知的な女の子が好みそうな感じなので。ヨーロッパの若い娘が和風をデザインしたらこんな感じなのかな、っていう綺麗なかんじ。
ざるそば。
長方形でスタイリッシュに出されて、衝撃を受けました。
大盛りでも量が少ない、という情報をいただいていたので最初から大盛り。
美味しいので、ずるずるっと、あっという間に食べてしまうせいもあるのですが、ちょっとお腹が満足せず。
昼営業の時間が過ぎてたせいもあって、気を遣って結局ガマンしたけど、もっと追加注文すればよかった。
夜にまた来よう。そしてたらふく食べよう。
若い店主さんでしたが、蕎麦に関してかなりスキルを持ってそう。
海苔は手でちぎった感じでこだわりでしょうか。
蕎麦自体は、かなりのコシがあり、弾力性があります。
どう表現するか迷うけど「努力・根性!」みたいな歯ごたえです(伝わるかな)。
昔、自分で蕎麦を打ってみて orz したことあるけど、かなり惚れ惚れする感じです。
ちなみに、丼物など、ご飯系のメニューはありません。
あくまで「蕎麦の味を楽しむ」店で、空腹を満たすための店ではありません。
つゆは割って飲めます。
蕎麦湯を注ぐだけの入れ物までスタイリッシュ。
和風モダンといった統一性がありますね。
それにしてもきれいな店舗です。
小さいですが清潔で、細部までこだわりがあります。
画像の左側に少し見えているのですが、玄関付近に蕎麦を打つスペースがあります。ガラス張りなので、打ってるとこ見られそうです(外からも見えます)。
大きなテーブル席と並んで食べる壁の席があるのですが、掘りごたつ形式のお座敷もありました。
磨き上げられた床も美しかったのですが、木の机や、床に穴が開いてライトアップされた白い石が見えているところとか、日本和風の雰囲気が楽しめそう。
ここで食べてみたいなぁ。
蕎麦豆腐。
蕎麦を待っている間に、先に出てきました。
冷たくて蕎麦の香りが強くして美味しい。
蕎麦好きな人は食べてみたほうがいいです。
新作として「ごま豆腐」もメニューにあるみたいです。
蕎麦がきの唐揚げ。
初めて食べましたが、美味しいです。
■蕎麦がき – Wikipedia
友人の女性は「子供の時によく作った」と言っていましたが、結構メジャーな料理なんでしょうか?
天ぷら。
「野菜のみ」と海老が入ってるバージョンがあるみたいです。
ちなみにこの写真は1個食べてから撮ってるので、一品少ないです。
カリカリで軽い衣が羽根のように付くタイプで、僕はこんな感じのが大好きです。
あまりにも美味しいので、デザートに「蕎麦アイス」も注文。
本当に蕎麦尽くし。
これも蕎麦の香りが楽しめる。
手作りならではの、少しシャーベットのようなシャリシャリ感のある甘いアイスに、蕎麦のほろ苦さとバニラの芳醇な香りがあいまって、かなり上品で大人の味。ボリュームもありました。
天井も屋根部分が軽く吹き抜けのようになっていて、ライトアップと招き猫なのでスタイリッシュな感じに。
他にお客さんがいなかったせいもあるかもしれないけど、お店の雰囲気や蕎麦のクオリティに大満足。
ここは頻繁に通いたい。そしていろんな人に、この美味しさをしってもらいたい!
「 仟」って特徴的な店名というか漢字なのだけど、どういう意味なんだろう。
千人に蕎麦を食べてほしい、みたいな意味なのかな。
ちょっと店主さんが怖そうな感じだったのだけど、今度言ったら色々話を聞きたい。
■仟-SEN-(〇〇〇〇ブログが公式)
http://sen1000.hamazo.tv/
■蕎麦招人 仟(sen) | とびナビ しずおか【静岡朝日テレビ】
http://www.tobinavi.jp/shop/menrui/-sen.html
※テレビで紹介された動画あります。店主インタビューや外観などあって良い動画です。
■蕎麦招人 仟 (sen)
TEL: 0537-21-7660
住所: 静岡県掛川市水垂909-1
営業時間 11:00~15:00(L.O.14:30)/ 17:30~22:00(L.O.22:00)
定休日 月曜日・第2日曜
コメント
こんばんは、仟です!!
ブログへの掲載ありがとうございます。
そして、ご来店ありがとうございます。
幻の蕎麦、気になります。
僕は蕎麦屋でありながら、ただの蕎麦好きなので是非食べてみたいですね(^o^)
ちなみに僕は自称怖くないです\(^o^)/
いつでもお声かけください(^o^)/
屋号の由来や、店内のレイアウトの事などお話しさせてください(__)
僕はお客様とお話しするのが楽しみで飲食店を開業したもので…(^o^;)
蕎麦茹でてるときは少しお待ちいただくかもですが、遠慮なくどうぞ(^^)
蕎麦招人 仟-SEN- 店主
仟店主さま
コメントありがとうございます!
美味しかったので、ぜひまた寄らせてください。
そして蕎麦に関するいろいろなお話を聞かせていただけたらと思います!