Synology の Network Video Recorder「NVR1218」を購入。
NAS と同様の機能で HDD を積んでネットワーク上で運用するのですが、最大 12 台の IP カメラでの表示と録画に機能が特化されており、簡単に 外部接続したカメラからの映像をストレージに保存できるようになっています。
いちいちゼロからシステムを構築しなくても必要な機能を用意できるので、僕のようなプログラム分からないけど動画配信でなんか面白そうなことやってみたい、的な人にはうってつけのソリューションです。
■NVR1218 | Synology Incorporated(公式の製品ページ)
https://www.synology.com/ja-jp/products/NVR1218
外箱をずらすように開けます。
HDD を2基積めます。
今回は動画の長期保存を考えておらず、単純に手元に IP カメラからの映像が降りてくればいいだけなので、2TB を選んでいます。
カメラ中継の他に、ここに溜めた動画ファイルを手動でタイプラプス編集して公開していくという運用をしています。
HDD が別売りなので、当然 OS も自分でインストールします。
付属の USB を刺しこんで電源 ON するだけでインストールが始まります。
手頃なモニタが無く、余ってた 50インチのモニタをつなげて設定していきます。見にくい……。
手順に沿うだけなので、とくに詳しい知識は必要ありません。
インストールが終わったら、管理アカウントを作ります。
キーボードを接続していなくても、ソフトウェアキーボードが起動するので、簡単に入力できます。
ネット上に最新のバージョンがあったので、このタイミングでバージョンアップもしちゃいます。
この時点でネットワークに参加しているので、別の PC から遠隔操作ができます。
ここからは別PCのブラウザから遠隔操作していきます。
自動探索してくれるようですが、僕の環境だと同系統の製品を持っていないので当然何も出てきません。
ブラウザからログインします。
簡素な OS が立ち上がります。
コントロールパネルには「上級モード」があり、より詳細な機能を使うことができるようになっています。
基本的なサーバで使えることができますね。別に Linux 使えばいーじゃんみたいな機能ですが。
アップグレードは、ローカルからアップロードしたファイルを実行します。
NVR1218 には Surveillance Station という監視カメラを管理するシステムも入っていて、正直こちらの方が本題です。ライセンスも付属しており、買ってすぐ使えます。
Surveillance Station 以外にも、いろいろアプリケーションが用意されています。
何に使うんだコレみたいなのもあります。
さっそくカメラを接続してきます。
けっこういろんなメーカーのカメラの接続プロファイルがあってびっくりしました。
しかし今回用意したカメラは中国製の安いカメラだったせいか新製品だったせいかリストに名前はなく、手動で接続しました。
カメラの動体検知を利用して稼働時間だけ撮影できる他、NVR1218 自体にもスケジュール機能があり、例えば土日の撮影を停止したり、お昼休みの間は撮らなかったりなど詳細な設定ができます。
録画データは SAMBA のように公開ディレクトリから取り出すことができるので、普通の NAS として使えます。便利。
中継の方も順調。カメラ側に用意されたアプリを使用して16分割で16台同時に監視映像を確認できたりします。
これは男の子の夢ね。
9分割。
4分割。
カメラが1台のみ。
複数台のカメラによる分割画面での映像確認が、意外にも簡単にできるものなんですね。
、ズー…
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