三密を避ける風潮の中、飲食店だけでなく一般企業にも影響はあります。在宅勤務や遠隔通信を使った会議など、強制的にリモートやテレワークといった世界に放り込まれて戸惑っている人も多いように思います。その点、家でも普通に仕事しちゃってた人にはなんも変わらない日常なのですが。
そんなわけで、いま注目の WEB会議といえば ZOOM。IT企業においては、おそらく Skype の方がシェアが高いはずなのですが、B 向きでも C 向きでも、意識高くない系の人と絡むときには必ず ZOOM です。一般的には ZOOM の方が使われているといえます。圧倒的シェア率の LINE でも iOS標準の Facetime でもなく、ZOOMです。
その背景には、「アカウントを教え合わなくても通信できる」という利便性があります。
IT企業同士、意識高い系同士だとアカウント登録も簡単に行い交換できるのですが、一般人にはどうやって登録するの、どうやって会議はじめるの、というところから説明する必要があり、しかもいったん登録するとずっとアドレス帳に入ったままなので心理的に「重い」のです。
その点、URLを発行して伝えれば簡単に会議に参加できる ZOOM はカジュアルで、設計思想からすでに優位性を持てていたということになりますね。まぁここから開発会社がどう利益に繋げていくのかはマジ不明なところなのですが。
そんな大人気の WEB 会議ですが、単独なら iPhone でも充分なのですが、会議室などでやるには全く相手の様子が分かりません。今だとソーシャルディスタンスで 2m あける必要あるので、なおさら会議室全員を写すのは難しいですね。
そんなときに、このマイクスピーカーシステム、CS-700。
音響機器に定評のあるヤマハが5年くらい前から WEB 会議システムに参入したけどあまりバズらなかった、あのヤマハです。
元々ネットワーク機器の安定性も評判でファンも多いと思うのですが、音と通信となれば得意分野です。数年前、ヤマハのマルチメディア事業部にいた僕も大満足ですよ。
このテレビは 60 型か 55 型だと思うのですが、その横幅に負けないスピーカーの大きさ。
ノイズを拾わず、話している人の声だけ拾うという安心の機能もあるので、大人数の会議でも非常に聞き取りやすいクリアな音声になります。
搭載されたカメラは、広角で会議室全体が写ります。10人くらいの人数が入った会議室なら余裕で全員の姿が入るほど余裕の広角です。物理スイッチも多数搭載され押しやすくなっているので、初心者にも分かりやすいインターフェースです。
唯一、マイクの性能だけ難なのですが、オプションの収音マイクを追加すれば、さらに広い空間から声を広げるので広い会議室にも対応できます。音のスペシャリストであるヤマハならではの設計ですね。
このシステムを使った WEB会議は評判がよく、映像も綺麗、音も聞き取りやすいと言われます。
いろんなWEB会議用のマイクやカメラ、スピーカーを試したけど、今のところこれが一番かな。値段も手ごろだし。
■CS-700AV 特長(ヤマハ公式)
https://sound-solution.yamaha.com/products/uc/cs-700av/index
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