オリジン最終巻


さっそく試聴。やっぱりクオリティ凄い。
渋い艦隊戦シーンや両陣営人物たちの思惑の絡んだ政治ショーといった大人のストーリー展開に、ガンダムって世界観のある良いコンテンツだなぁと改めておもう。
なんというか結末が分かっているドラマ展開に、歴史上の人物の大河ドラマを見ているような気持ちにもなる。
設定に謎の多かった部分を補完するような内容も多く、シャアの「赤い彗星」という異名が、搭乗機のリミッターを解除していることでスラスターの出力が上がり赤く発光、それが高速移動中に軌跡を描いていることから赤い彗星となるような設定がなるほどと感心した。映像で分かりやすい。


原作ファンのサービスとなるシーンも多く、いろんな設定も回収されてて。
一番鳥肌立つのは、ガンダムの正規パイロットとなるはずだったケンプ中尉という人物とアムロの邂逅シーン。
この人なんだというなんとも言えない気持ちと、その後に状況に流されるように搭乗することになったアムロだけど正規のこの人がもし乗っていたら・・・とか、主人公側で正義ヅラしていた連邦軍が中立地帯で「ガンダム」という兵器を開発したという大人の汚さとか、そんな背景を知りガンダムってなんだという疑問を持っていたアムロが搭乗直前に開発主任である父親に「ガンダムの方が大事なんですか」と叫ぶセリフに繋がるとか。
色々熱かった。
次のガンダムコンテンツも楽しみにする。

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