エントロピーは都市伝説じゃなかった

トイレに入っているとき、急にアイデアが浮かぶ。
お風呂に入っているときに急にアイデアが浮かぶ。
鼻歌交じりにバイクを走らせている時に、急にアイデアが浮かぶ。
そんな経験は無いでしょうか。


クリエイティブにおいて、アイデアや創造性というのは非常に武器になるものです。
しかし、これらは誰もが理論的に手順を踏みさえすればできるというものではないので、身につけようと思っても、なかなかできません。
「斬新なアイデア」を狙った商品なども世の中に出ることはあるのですが、大抵というか当然役立たないものですね。
例えば、「電池要らずで、太陽の光を蓄電しそのまま電球を発行させる懐中電灯」とかでしょうか。
世の中には斬新なアイデアを持つ人がいっぱいいいると思うのですが、
この「理論的に説明が不可能」な発想法が、凡人に真似が出来ない、クリエイターにしていると思います。
さて、ある日、ある瞬間、ピーンとアイデアが閃く瞬間というものが誰にもあると思います。
物理? 統計学か情報理論でいう「エントロピー」関数が最大の状態です。
情報量(エントロピー) – Wikipedia
なぜその考えが浮かんだのか? 自分自身にも説明できないいきなりの雷のような天啓のひらめき。
でも、このアイデアを「口で伝える」「書いて伝える」等のありとあらゆるコミュニケーションで表現できない限り、或いはその発表のステージが用意されていない限り、その天啓はひっそりと眠ってしまうのです。
自分で面白い、と思ったことを伝えるという技術は、けっこう重要なことですね。

コメント

タイトルとURLをコピーしました