ターゲットの重要性


最近は認知心理学一辺倒だった僕も、近頃マーケティングの方も勉強したいなぁなんて欲が出てきています。
んでもって学生の頃は面倒くさかった事も、今になってみると意外に面白いもんだな!
僕は一度先生から「中小企業診断士っていうのは、一日中(接待)ゴルフする仕事なんだよ」と間違った知識を教えられ、純真な僕は「じゃぁボク中小企業診断士になるっ!」とその道を勉強したこともありましたが、その下位の販売士2級が勉強しなくても合格しちゃったことで、1級も勢いで受けたら全9科目不合格という結果に挫折したのはいい想い出。


とりあえず僕はベースになる知識さえあれば、後は自分の方法論を試行錯誤から確立したいタイプらしいので、フィリップ・コトラーの著書から入ってます。
フィリップ・コトラー – Wikipedia
おぉう、ペルソナ分析法とかKJ法とか、ある程度の発想力と心理戦さえ制せばなんとかなるものと違って、論理的で難しい・・・。みんなこんなの勉強してたのか。経営者の人達とか、みんな天才じゃね?
その中で、セグメンテーションとかターゲット細分化の重要性を説いているものがあるのだけれど、ほとんどの人はターゲットをなるべく広くとって、なるべく多くの人に自社商品を(自社サービスを)利用してもらおうと設定してしまうのだそうです。
WEBでも、「いろんな人が来るから」と、そんな幅広い年代層でターゲット設定してしまいがちですが。
あと、『30代』みたいな「若年層でも年配層でもない、ちょうど平均的な層」みたいな漠然としてるターゲットとか、よく聞く。
コトラーはそんな漠然としていて平均的なターゲットはダメとしていて、
「右足を熱湯の入ったバケツに突っ込む。左足を氷水の入ったバケツに突っ込む。その人は快適な温度か?」
と理由を述べています。
確かに、そんなおもてなしはダメですね。

コトラー&ケラーのマーケティング・マネジメント 第12版
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4 マーケティングに携わる人の必読書
4 これ一冊でいい。
5 今度のフィリップ・コトラーさんは完全カラーだ!

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