VR 用のモーションコントローラーを物色していたところ、品薄で入手困難と言われる「SWITCH」が定価で販売されていたので思わず購入。
お財布ピンチなのに、なぜ購入してしまったし。
ちなみに説明書といえる部分は、箱を開けた直後に垣間見えるこの部分だけ。
マニュアルらしき紙切れは入っていません。
「電源を入れる」→「あとは画面に表示される指示に従ってね」
この2点しか書いてありません。
あとは本当に画面の指示通りに設定していけば終了。
デザイン的には、いわゆるウィザード式と呼ばれるインターフェースです。
初見の UI としては秀逸ですよね。
UI には恒常的に操作するのに適したユーザビリティと前知識のない人に適したユーザビリティがあるのですが、開封直後のなんだかわからない時は非常に良い。
箱を開けると、正面を向いて一番美しく見える形に格納された端末が。
これはエクスペリエンスで、自分が購入した製品を末永く愛してもらうために提供される体験。
この開封直後に青いビニール袋とテープにぐるぐる巻きにされたいかにも「工業製品」という形で引っ張り出さないといけないものだと、どうしても大量生産された安いものという認識ができてしまいます。
ビンテージワインや宝石箱のように、大切に保管されているというスタイルは、これから自分も大事に使っていこうという心理に働き、その先にはメーカーのブランドを愛する「ファン」を形成する戦略にもなりえます。
ソフトなど持っていないのですが、さっそくウィザードに従って設定してみました。
Switch の本体カラーラインナップは「グレー」と「ネオンブルー/ネオンレッド」の2種類しかないのですが、僕のこだわりでオリジナルのオレンジにしてみました。
多言語展開が考えられており、最初に言語選択から始まります。
iPad とか同じなのですが、たぶん Apple を相当意識して研究したんでしょうね。
画面両脇の「Joy-con(ジョイコン)」は取り外し可能で、テレビ前の据え置き機と携帯用の2種類の携帯に分離合体させて使用するギミックがあります。こんな細かくて小さいパーツに成形して大量に工場生産するとか昔なら考えられないのですが、最近のクオリティと労働力はすごいですね。
ちなみにパーツを外した際にデジタルサウンドでの「カチリ」という音と振動フィードバックがあり、まさに名前の通りの「スイッチ」の体験があります。
液晶は、思ってたより綺麗。文字はクリアです。
この分離合体ギミックを可能にするドッキングステーションなのですが、中身がスカスカで軽いです。
スマホや携帯電話の充電スタンドを想像するとイメージ通りです。
スカスカの理由。背部ハッチを開けると空洞です。
ここにプラグ口があり、電源とテレビ用のケーブルを差し込みます。
差し込むのにいちいち背面ハッチをあけないといけないので面倒ですが、インテリアとして考えると無駄なコードや穴が見えないのはデザインとして素敵。ただし質感がプラスチックなので、あんまりお洒落ではない。
とりあえずソフトが無いのでリビングにしばらく転がったままだと思うのですが。
世界の Nintendo の UI などは少し研究しておこうかなとも思います。
.S
このタイトルからのリンクは押しにくかっただろ!「.S」と書いてなんて読む?正解は、「ドッツ」です。(C) 1985Nintendo (C) NAMCO LIMITED ■dot’s公式ページドッツとは、パネルにピンを差し込んでいくことでドット絵を作るという、極めてシンプルなオモチャというかツールです。誰でも簡単にドット絵ができる…
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