日産のプロダクトデザインを任されている現役のカーデザイナーが、ロボットをデザインしたら。
ロボットを「車という乗り物の延長」と考えて、現実的で実用的で技術的なチャレンジもあり、しかし夢があり購入意欲を掻き立てるコンセプトデザインが面白かった「輪廻のラグランジェ」企画なのですが。
そのデザインコンペの参加作品が、数点公開されていました。
■日産:輪廻のラグランジェ スペシャルサイト
http://www.nissan.co.jp/ENTERTAINMENT/LAG-RIN/
見ていて思うのは、「ロボット」という概念に対するイメージというか。
僕なんかはガンダム好きなので、ロボット=ガンダムのイメージもあり、おそらくガンダムに毛が生えたもので「いかに立ち姿がカッコイイか」「いかに強い武器を持っているか」という点がすぐに思い浮かぶのですが。
プロダクトデザイナーの考えるロボットは、あくまで「乗り物」で、移動する際に風力の影響を受けない流線型で、壊れにくいように中心にまとまったようなデザインになるのですよね。
車といえば、ファンも多く、「カッコイイ」「燃費が良い」「乗り心地がいい」「値段が安い」「壊れにくい」「安全」・・・。
そんないろんな観点から評価されるもので、一概に「良い車」の評価がなされるものではないのですが。
このコンセプトデザインを見ながら、このカーデザイナーがどんな考えで車のデザインをしているのかな、と逆に想像するのも意外に楽しい。
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