棕櫚

棕櫚(しゅろ)・コンチネンタルグリル&バー に行ってきました。
高木シェフさんから今の遠藤シェフに変わってから初めてです。
ということなので、結構久しぶりなのかも。

トマト、鮪のフライ&タルタル。

内装が豪華なのと、ブランド戦略で高級店のイメージが強いのですけど、改めてメニューの金額を見ると 1,000円以下のものもあって、そんな無理目に高くないですよね。
でもどこへ行っても「あそこは高くて、めったに行けない」的なイメージがあるようで。
あまりにもみんながそんな口コミをしているせいで、本当にみんながめったに行けなくなっちゃった的な感じもあります。

料理がたてこんでいるので、これでちょっとお待ちください。
・・・とクリスピーベジタブルをサービスしてもらえました。
気がきく人材がいるというのは、お店の財産ですね。こういう人には本当にお金を落としたくなります。

タタミイワシとパルメザンチュイルのシーザーサラダ。
シーザーサラダも棕櫚がアレンジするとこんな感じ、という典型的な形。デザイン魂ですね。

茸のフリット セモリナ風味ビストゥーソース
メニューに追加されてからしばらく経つとのことでしたが、はじめて食べた。
キノコ嫌いな僕でもぱくぱくと食べられる。

ハチノスと和牛筋肉の煮込み オリエンタル風。
これもメニューに追加されてしばらくとのことですが、初実食。
オリエンタル風とはカレー風味のことらしいです。
カレースパイスの香りが食欲をわかしてくれるかんじ。
余談だけど、ハチノスを食べるようになる前まで、本当に「蜂の巣」だと思っていて『蜂蜜の甘い味がするのかな・・・』とか思ってました(赤面)。

LYB豚(ルイヴィトン)。
「豚」を「トン」と読んでルイヴィトン。最近いろんなお店のメニューに並んで注目の静岡県富士宮市のブランド豚です。

食感がふんわりと柔らかく固くないのが特徴。あと脂が甘いです。
マスタードソースにしていただいたのですが、わりと冷めてもおいしくいただけました。
ちなみに冷めたら「もう一度温めなおしましょうか?」と言っていただけました。
鉄板って、お客さんの目の前で調理するので緊張するものと思うのですが、こういうやりとりがあるって素敵なことですね。お客さんとの距離って非常に大事だと思います。

黒毛和牛のタルタルステーキ。
これ、必ず注文します。
そして必ず他人にオススメします。
生肉が苦手な人でもぜひ試してほしい!
わさびソースがいい感じで、和牛に合ってて美味しいです!

本日のオススメスープ。
セロリ? だったっけ

ウニの濃厚フラン ヴァンブランソース

季節野菜のトマトリゾット 野菜チップと共に
次の日にお客さんと合うのでガーリックライスが食べられなかったため、トマトリゾットに。
初めてここのリゾット食べたけど、芯が残る感じの絶妙な食感。野菜嫌いな僕でも美味しくいただける安心の味です。
鉄板でリゾットを作るって、見た目ほど簡単じゃないと思う。
このへん腕と経験が無いと、こんなに美味しく作れないでしょうね。



イタリアで修業をした遠藤シェフに「イタリアにも鉄板はあるの?」という質問に、似た感じのものはある、とのこと。
でもイタリア人に作り方を教えてもらおうと思っても、「うーん、適当」という答えしか返ってこないのだそうです。それでもイタリア人が作ると美味しいから、それが悔しい、と。
文化や感じ方というか、そんな説明できなものがるのですかね。
デザインの世界でも美しく作るコツを教えてと質問をされてもうまく答えられないのだけれど、感性なのかなぁ。

シーフードリゾット 海老、帆立添え~バジルの香り。
ちなみに、普通の量の「2倍」にしてもらっています。
このリゾットも美味しかった! あと美しいですよね。

ハーブティー。
グルーンティーをベースにペパーミントなどが入ってるそうです。
テーマに掲げている「コンチネンタル」の意味通り、食材と文化を掛け合わせたものになりますね。
非常に上品で、スッキリします。

アーモンドのブランマンジェ 三ヶ日みかんのグラニテ~カルダモンの香り
デザートに新作があったので思わず注文。
実は「カルダモン」って知らなかったのだけれど、スパイスの女王と言われ、サフラン、バニラと同等の高価なものらしいです。世界で最も古いスパイスのひとつでもあるそうです。
カルダモンだもん!(言いたいだけ)

ジェラートとシャーベットの盛り合わせ
オーソドックスですが、非常に雰囲気のある一品。
お値段、24,420円ナリ。
ごちそうさま。
 
棕櫚コンチネンタルグリル
電話:053-458-8158
住所:静岡県浜松市中区田町325-38 浜松市有楽街ビル 4F
定休日:日曜日
営業時間:18:00~23:00

 

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