WEB世紀末からの遺言


(C)thegrid.io
デザイナーが必要ない WEBデザインのシステムが、これから開発されるみたい。
なんでも高度な人工知能によって、コンテンツを解析、サイトのゴールなども考慮した上で最適なデザインを自動生成するとのこと。遂にこの時が来てしまったか・・・!
利用者がやることは、画像とテキストをアップロードするだけ。
色やレイアウトまで生成する他、画像のトリミングまでしてくれるみたい。マジか。WEB制作終了のお知らせ。
元 Google の人とか、かなり優秀なスタッフを取り揃えて、非常に現実味のある話みたい。
足りないのは資金だけ。
現在、クラウドファウンディングで出資者を募集しています。


出資者には、利用料の月額25ドルが8ドル(約800円)になるという特典があるみたい。
今までは、ブログポータルサイトなども予め用意されているテンプレートから選ぶというスタイルが一般的だったのですが。
これが、パーソナライズされたオリジナルテンプレートになるというのだから、これは夢の世界。
アルゴリズムも一部公開されているのですが、通常の基準点は左上なのですが、それを最下部中央にする設計思想など、レスポンシブレイアウトにするための考え方や概念が「なるほど」と思わされます。


動画へのリンク:https://www.youtube.com/watch?v=OXA4-5x31V0
「ミニマルデザイン」という設計に特化してしまえば、理論的にもコンテンツからデザインを展開するということは可能。
よりデータを見やすいインターネットになると思う。
広い視野で考えると、ある程度フォーマットの決まったところにデータが入ることによって、適切な形で検索エンジンに登録されるなど夢のビッグデータ化が実現できるというオマケもあると思うし。
反面、意味の無いスパム的なゴミサイトも量産され、分母が増加された中で検索からコンテンツをヒットさせるという負荷を考えると、世界がひっくり返るのに等しく。
そして新規コンセプトの検索モデルが出てきそうな気もする。
今度はたくさんの中から必要なデータを取得することを可能にしたものか、もしくはレコメンドに特化して「検索しなくても」検索結果が返ってくるという考え方もあるかもですね。
先読みでいろいろ考えていくと、今から作っておこうかなというのを考えるの楽しいですね。
■The Grid(英語・公式)
https://thegrid.io/
■CSS polyfills from the future | GSS
http://gridstylesheets.org/
※テンプレートのデザイン自動生成で使われる技術

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