アメリカのデザイン事務所が書いた記事で、美しいものに存在するという「黄金比」が都市伝説だという記事がセンセーションを巻き起こしています。
■「黄金比」はデザイン史における最大の都市伝説なのか? – GIGAZINE
http://gigazine.net/news/20150414-golden-ratio-biggest-myth/
■The Golden Ratio: Design’s Biggest Myth | Co.Design | business + design
http://www.fastcodesign.com/3044877/the-golden-ratio-designs-biggest-myth
内容としては、「黄金比率が美しいとされているけど科学的根拠はないよ」という、割と既出の内容なのですが、Gigazine が大きく取り上げると、なんだかセンセーショナルに聞こえるから不思議ですね。
モーツァルト効果とディスられていますが、黄金比率に関しては、美しさというより数学的アプローチからの安定させる方法になると思うのですが、絶対的な数値はないにしても、好みのアンケートをとったら範囲内の数字になると思うのですが、今回の記事に於いては「人々は必ずしも黄金比を好まない」という、言いきっているようで言いきっていないような微妙な言い回しですね。
黄金比に関してはこちらの記事も参照
2009/08/26
■“かわいい瞳”の黄金比率は「1:2:1」、平均より黒目が10%大きめ。 | Narinari.com黒目と白目のバランスの黄金比率らしいけど。・・・こんなとこにも黄金比率か!でもこれって体調で如何様にも変わる気がする。どう計算したら比率出るのかよく分からんぞ。
2012/06/22
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2013/05/17
たったひとつの数式から無限に広がる模様があります。マンデルブロ集合(Mandelbrot set)。複素平面上の集合が作り出すフラクタル図形です。「フラクタル」といってもフラクタルという言葉自体がマンデルブロ自身の造語だから、なんの説明にもなってないけど。 どこまでも拡大しても平坦な線が現れない。…
2014/02/27
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