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ソニーの 「Life Space UX」というプロジェクトが興味深いです。
ウォークマンや VAIO 以降はデザイン的にも全くパッとせずに、その座を Apple に奪われた感のあるソニーなのですが。
ここへきて、ようやく工業デザインからの脱却を図り、デザイン的な流れも変わってきているようです。
そんな宣言ともいえる、「Life Space UX」という特設サイト。
ここではソニーが提案する未来のライフスタイルが公開されています。
とはいっても、掲載された商品のうち、ほとんどがコンセプトモデルなのですが、2点だけ実際の製品として実現されています。
こういう夢のある商品というか、コンセプトモデルは僕の大好物であります。
メーカーとしての企業の考え方みたいなのを知ることができて、共感してしまえば、その企業のファンになったりしてしまうんですよね。
未発売のコンセプトモデルの中では、「テーブルトップスクリーン」という製品が、特に興味深いのですが・・・。
テーブルトップスクリーン
家族が集うダイニングという場に、新しいコミュニケーションを創造する照明システム。超小型レーザープロジェクターを備えることで、食卓がタッチスクリーンに変化し、テーブル上に写真や音楽などのコンテンツをシェアできるようになります。(ソニーのWEBサイト上より抜粋)
■Sony Japan | Life Space UX
http://www.sony.co.jp/Products/products-for-life-space/
ヘッドアップディスプレイは最近は珍しくなくなってきたのですが、テーブルの上がモニタになっているって、まだなかなかお目にかかってないので、早くこれを体験してみたいのですよね・・・。
ちなみに現在販売ラインにのっているのは、「4K超短焦点プロジェクター」「LED電球スピーカー」。
「4K超短焦点プロジェクター」という商品は、壁の近くに置く、床置き型プロジェクターで、お手軽に 147インチの巨大スクリーンを室内に投影できるというものです。これも欲しいなぁ。ちなみにお値段 500万円。うん、次の商品。
で、第2弾が「LED電球スピーカー」。
お値段 2万ちょっと。あ、さっきの500万円から比べてみれば手が届く金額ですね!
電球にスピーカーが付いているという、イマドキのアイテムで、珍しくもなんともないのですが。
あの、音質のソニーがスピーカー付きの電球を作ったっていうのが凄いんですよね。
クオリティが下げられないし。
なんといっても、「高音質の SDカード」という人知を超えた魔法の技術を開発したソニー様ですからね!
※商品説明より、Amazon レビューが面白いので注目!
電球+スピーカーというのは、スピーカー面と照明機器の指向性がかぶらないことと小型化が技術の進歩によって可能になったとのことです。
でも、今まで音楽を楽しむ場所ではなかったキッチンや洗面所などでも、再生機器の必要なく気軽に音楽を聴けるようになるってスゴイですよね。
音楽機器のメーカーとして、こういう商品を出すことで新しい市場を作っていくって面白いですよね。
ソニーという企業の底力が、これから注目です。
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