画像は、kickstarter で募集されてる1日を色で表現する時計「Today」。
「時間がない」は、悪い意味で大人のたしなみとも言えるありふれた言葉。
僕自身も「1日が100時間くらいあったらいいのに」とか思うこともしばしば。
しかし、実際には「時間」という概念でいえば時間は永遠そのもの。
時間があるかぎり永遠は存在し続けるわけで、哲学風に言えば考えることそれこそが時間という正体。
すなわち時間がないわけじゃない。
時計というアイコンは、時間を区切るための度量衡的な単位でしかないわけで。
無限ボリュームを図る「ものさし」のサイズが 24 という数字になっているだけで、僕らはそのスケールをあくせく繰り返すために生活しているだけですね。あ、寝るの大事です。
というわけで、ここからが本筋の話題なのですが。
その「24時間」のスケール感をとっぱらっいましょうというリデザイン。
October 17th
Todayさん(@ownthepresent)が投稿した写真 –
「Present(プレゼント)」という時計で、ニューヨーク在住の Scott Thrift というクリエイターのデザイン。
時計の針が1年をかけて1周するという、壮大な時間の流れを感じさせる時計です。
つまり、365日x24時間、えぇと・・・8,760 時間? を使って1周するわけですね。
24時間という概念をこえた発想の時計は面白く、地図のアイデアにも似た発想かと思います。
現代人にとって思いつかないような、物理的にもまさにスローなデザインですね。
針が真上の位置(12時)の位置が、丁度、冬至の日。
3時が春分の日、6時が夏至の日、9時が秋分の日になりますね。
グラデーションで気温がイメージできる配色になっているので、感覚的にも分かるようになっています。
時間を気にする社会に対してのメッセージ性も強く、グラデーションも美しいので MoMA ストアで販売もされている現代美術ともいえる作品です。素晴らしい。
ただ、残念なのは、間違いなく待ち合わせには遅刻するので使用価値が無いということだけですね。
これデザインなのか?
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