ドローンを5千円で買ってみた(動画あり)


ドローン熱が過熱してしまい、お金も無いのに思わずドローンを購入してしまいました。
購入したのは室内で遊べる小型のミニドローンと呼ばれるマイクロサイズのドローンです。
オモチャみたいな大きさですが、性能や操作性など、かなり本格的。
日本市場ではジーフォースという会社から発売されている「PXY(ピクシィ)」という小型ドローンが有名です。


■ Wi-Fi | G-FORCE | 株式会社ジーフォース
http://www.gforce-hobby.jp/products/GB401.html
専用ジョイスティックコントローラーで操作するもの、スマホで操作するもの、カメラ搭載型などいろいろあって、大体、8,000円から1万2千円くらいの価格でしょうか。
そこそこの金額ですね。
ただ、Amazon を見ていると同型機が半額以下で売られているのですよね…。
 
どうやら、この小型ドローンは OEM 供給されているので、海外品なら安く購入できるようです。
Google が販売していて本家っぽく思われている GoogleCast と 本家の Ezcast の関係みたいですね。
スマホ連携機能さえなければ、数千円で購入できます。
ということで、安く購入できるならと、1つ入手してみました。

購入したのは、「CX-10WD-TX」で、搭載カメラによる動画撮影OK、スマホから操作OK、カメラからの映像をリアルタイム表示、専用コントローラーでも操作できる、となんでもありの本格的なものです。もっと安く買えるのですが、この機能も欲しい、あれもほしい・・・とやっていたら結局コレに。

価格が安いのでパッケージもチープなものを想像していましたが、わりとしっかりした外箱。海外にしてみたら高級品なのかもですね。

パッケージに入ってるのは、これだけです。
後コードと説明書。

コードは充電専用で、USB端子から給電されます。
充電は、大体30分間、1回の充電で3分間ほど飛行が可能です。

マニュアルは、全部英語。
ざっと見た限り、専門用語もあり分かりにくい英語です。
英語が苦手という人は、日本語マニュアルが付属する日本から販売されている商品を購入した方がいいです。値段は倍ですけど。

コントローラー中央に、ドローンが格納されているので持ち運びも用意です。
羽根がとくに紛失しやすいので、格納ポケットが付いているのはいいですね。

カラー展開は、ゴールド/シルバー/ピンクです。
オレンジが欲しかったのですが、バリエーションにはありませんでした。残念。でも単体で買おうかなとも思ってます。飛ばすだけならカメラ機能とかもいらなし。

パカッ開けて取り出します。
4つのランディングギアで脚をがっちりはめ込むことができるので、かなり安定のホールド感。

手の上に乗せてみたサイズ感。
まさに手乗りドローンですね。

ひっくり返してみたところ。MADE IN CHINA ですね。
飛び出している配線っぽいワイヤーは、Wi-Fi アンテナなのかなと思っています。
ドローン本体とコントローラーのペアリング接続は、お互いに電源を入れたらスティックを前後に倒すだけ。ピッという音と LED の点滅が止まり、飛行可能になります。
実際に部屋の中で飛ばしてみました。
部屋中央のちゃぶ台から飛び上がる小さな物体がドローンです。

この動画へのリンク:https://youtu.be/6nGUdnR5-y8
飛行音は、耳元で蜂が飛んでるような感じ。
動画でも分かるように、初飛行でも安定して飛ばすことができます。
高性能ドローンとの違いは、補正が無いことですね。
エアコンの風や大気、ジョイスティックの傾きや、ランディング時の水平姿勢や羽根の曲がり方などで微妙にドローンは位置から流れてしまうのですが、高性能ドローンはあらゆる情報からキャリブレーションして空中静止を実現しています。
が、この小型ドローンはそういった機能が無いので、空中静止させるのはパイロット側の慣れが必要です。
ジョイスティックをニュートラルにした時に機体が流れるので、そこから感覚的に把握して逆方向にスティックを倒し気味にするという、アナログ的な感覚が必要。
でもそこがまた操作感があって楽しいですね!
部屋が狭いので、動画内ではあまり機動ができていないのですが、本体が軽いぶんギュンギュンとよく動きます。ちなみに宙返りターンのマニューバも可能になっています。
高価なドローンは買えないですが、練習機として、感覚を養うのにも丁度いいですね。
操作は短時間で慣れてくるのですが、なにぶん機体が軽すぎるのでエアコンの風など微妙な大気の流れでも流されてしまうのが難しいところ。落下するまでは無いのですが、エアコンに向かって逆風を飛ぶなどはなかなか進みません。
最大のネックは、3分間という飛行時間。このサイズなのでバッテリが―持たないのは当然なのですが、気分がのってきたのに再充電で3分間待たされるというのは残念。バッテリーの取り外しもできないので交換もできない。
本体が安いので、数機を購入して順番に飛ばすのがいいですね。30分充電がかかるので、10機ほど購入するはめになるけど。
スマホのアプリも英語ですが、さすが OEM版、日本販売されている PXY 用のアプリも使用できるそうです。コントローラーも他社のものを接続できるようなので、世界で幅広く売られているぶん、いろいろ遊べそうですね。
カメラの撮影機能や、オプションパーツについては次回。
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