歌とピクニック


歌とピクニック in Tamba」というイベントがスゴい。
過疎化が進む何もない「普通の田舎」に、2,000人ものお客さんを動員
やったのは、ひとりのデザイナー。
──見るものもない。食べるお店もない。山と草しかない田舎。
そんな観光スポットの無い場所に、「観光資源と観光資源の間」という何もない空白に「ピクニック」というデザインを入れることによって、リアルに新しい価値を生み出してしまったのです。


■歌とピクニック in tamba
http://www.uta-pic.com/
公式サイトには、以下の説明文があります。

「なにもない」を楽しむためのイベントです。

レジャー施設や名所のない場所に、なにもないというロケーションを逆に資源と捉えて、そこにピクニックという設計思想を与え、ちょっとしたポエムのようなテキストやロハスっぽいイメージなんかで、2千人の人を集客する。凄すぎます。
田舎の美味しい空気で食べる食事は格別。ケータリングカーで購入して食べる。
ゆっくりと流れる時間の中で都会の喧騒を忘れて音楽を楽しむ。
かわいい動物、森や川とふれあってみる。
そしてアート・・・いや、アートはいつでもどこでもいいかも。
とにかくピクニックという要素で弱い部分をストロングポイントに転換するという方式と、地域活性化なんだろうけど、仕掛けてる本人たちはそんなことおかまいなしに楽しんでるという空気感が絶妙だったりします。
アイデア次第で、逆境はいかようにも変えられるという良い見本でもあるように思える。
ピンチなんて、ただのピンチなのだ。
 

コメント

  1. 地元だーーーーー

  2. yasukawa より:

    地元なのかよ!
    田舎ばんざい!

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