フローリングの床のカラー。
僕はあんまり木目とか木目調が好きではないので、そもそも家からこの要素を省きたかったのだけど、木造住宅なのだから仕方ない。
日本では、部屋が広く明るく見える白っぽい色の床が好まれているみたい。
ウチは、写真の通り、世間の嗜好と逆の一番濃いダークな色を選択しています。
窓のバーチカルブラインドとの対比が、好き。
それぞれの床の色のデメリットを先に言うと・・・。
黒っぽい床は、埃が目立つ。
白っぽい床は、髪の毛が目立つ。
ということみたい。
基本的に自走式のお掃除ロボット・ルンバ君さえいれば解決しそうなデメリットではありますが。
どちらにしても何かしらのゴミが目立つということには変わりないですね。
ウチが依頼したハウスメーカーでは、床の色や建材は統一された色になるというルールがありました。
モデルルームで見た窓枠の感じが良かったのですが・・・。
↑これね。窓枠部分が白っぽいのですが
↓ウチは黒っぽい色になってます。
これは設計時に、気づかなかった。
そんなルールがあったとは・・・!
なので、床の色を決める時は、全体の色を考えて決めなくてはいけないですね。
一条工務店の i-Smart だと、以下の5色の中から選びます。
基本的にウォールナット材。
ウォールナットとは、日本語でいう「胡桃(クルミ)」の樹になります。
家具によく使われる木材で、散孔材と呼ばれる木目が見えやすい、とても樹らしい木材といえます。
特徴としては経年変化で、だんだんと明るい色になっていくというのがあり、変化を愉しむ木材ともいえます。
で、一番多く選ばれる色は、明るい方か暗い方かなのですが。
どちらでもない、真ん中くらいが一番多いようです(どーん)。
どちらかに思いきることができない、貫くことができない日本人。
ただ、この床の色、どちらでも良い雰囲気なので、どちらかに決定して一生そのままと言われれば、それはもう悩むと思う。決断んはすごいエネルギーが必要です。
ちなみに、ウチは、上のカラーから選べなくて。
オーク材の一番濃い色、ダークを選んでいます。
オーク材というのは、日本でいうナラ材のことです(たぶん)。
この木材は堅く形状変化しづらく、耐久性の高い木材です。
枠材などの造作材が全てマホガニーなので、あまり薄い色が選べないのでこれでよかったと。
床の色をダークにした理由ですが。
ファミリー系の要素を省いているので、明るいという要素がいらないこと。
それよりも落ち着いてゆっくり休める家にしたかったというのがあります。
最初から間接照明で暮らすというスタイルでの設計なので、部屋全体が明るすぎなくて、僕はこれでよかったと思っています。
軽いイメージが払拭されるので高級感が出るというか。
メリハリが僕好みで、いい感じ。
※写真は一条工務店公式サイトより
床の色だけで、大分違いますね。
作りたい雰囲気で選べばいいと思います。
このハウスメーカーでは、部屋ごとに床の色を変えることはできず。
一応、オプションで各階ごとに変更することはできるのですが 3万円かかるということでした。
迷った人は、こういうオプションを使うみたい。
例えばお客さんのくる客間やリビングは明るい色。
寝室などは暗い色などにすると、暮らしやすいかもですね。
この床ですが、ワックスで保護されているので、スリッパを履くと摩耗してしまってあんまり良くないそうです。
全館床暖房の床は、スリッパが必要ないので、裸足や靴下が推奨。
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